HOME » コラム » 競馬の基礎知識 » 【2024中央競馬BMSトップテン】重要視される「母父の名」。サンデー系が席巻も存在感を示したのは? » ページ 9
KingKamehameha
キングカメハメハ

2位 キングカメハメハ(41億1,030万円)


■2024年の重賞勝利BMS産駒
チェルヴィニア(オークス、秋華賞)
デシエルト(中日新聞杯)
シンリョクカ(新潟記念)
ミッキーヌチバナ(アンタレスS)
マジックサンズ(札幌2歳S)
ロスコフ(小倉サマージャンプ)

 2023年に、20年から22年まで守った1位の座から陥落し、2位だったキングカメハメハが、2年連続となる2位となった。とはいえ、BMSとしての獲得賞金額は40億円を超えており、25億円超だった3位のマンハッタンカフェ以下とは比較にならないハイレベルなものである。

 種牡馬としても優秀な産駒を多数輩出し、名声を手にしたキングカメハメハだが、母の父としても活躍が目覚ましい。20年の牝馬3冠を成し遂げたデアリングタクト(父エピファネイア)を筆頭に、桜花賞などG1を3勝した白毛アイドルのソダシ(父クロフネ)、秋華賞を制した3冠牝馬アパパネの仔アカイトリノムスメ(父ディープインパクト)など活躍馬は枚挙に暇がない。

 24年で際立った活躍をみせたのはチェルヴィニア(父ハービンジャー)であろう。長休明けの桜花賞では13着に惨敗したが、続くオークスをゴール前差し切りで制し、秋華賞も圧巻の末脚で完勝し、G1・2勝を挙げた。

 一時、デビュー戦当初に実績を残したダート路線に舵を切っていたデシエルト(父ドレフォン)は、再び芝戦線を歩み始めると、アンドロメダS(L)と中日新聞杯を圧巻の逃げ切りで連勝した。

 ほかでも勝ち鞍こそ挙げられなかったものの、ウシュバテソーロ(父オルフェーヴル)が海外のサウジCとドバイWCをいずれも2着に好走し、ローシャムパーク(父ハービンジャー)は大阪杯で2着し、秋にはアメリカで開催されたBCターフで驚異的な末脚を発揮して僅差の2着に入った。

 22年の皐月賞馬ジオグリフ(父ドレフォン)は札幌記念で2着するなど重賞戦線で上位争いを繰り広げ、23年のスプリンターズS覇者のママコチャ(父クロフネ)もセントウルSで2着、スプリンターズSでも4着に入るなど、スプリント路線で安定した活躍ぶりをみせた。

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