
7位: 2002年 ノーリーズン (タイム:1分58秒5 天候:晴 馬場:良)
第7位は、2002年にノーリーズンが記録した1分58秒5だった。
この年の皐月賞では、すでに重賞3勝を挙げていたタニノギムレットが1番人気に評価されれた。しかし、7分の2の抽選をくぐり抜けて出走が叶った15番人気のノーリーズンが、鮮やかに差し切り勝利した。単勝115.9倍の万馬券で、グレード制導入後ではクラシック史上、最高配当となった。まさに、「勝つことに理由はいらない」といわんばかりの快走劇だった。
スタートが切られると、メジロマイヤーがハナを切り、バランスオブゲームらがこれを追走。ノーリーズンは、中団やや後方、2歳王者アドマイヤドンのすぐ横で、折り合いをつけて追走した。人気のタニノギムレットは、ローマンエンパイアらと後方に陣取った。
1000m通過は59秒2。淡々とした流れの中、3コーナーから4コーナーで中団内にいたノーリーズンが進出を開始。同時に、後方にいたタニノギムレットも外から動き始め、勝負の直線へ。
馬場の真ん中からノーリーズンが抜け出し、先頭に立つと、その後も勢いは止まらず、後方から追ってくるタニノギムレットの猛追をしのぎ、1着でゴール。勝ちタイムの1分58秒5は、1994年にナリタブライアンがマークしたレコードを更新。また、2着には8番人気のタイガーカフェが入り、単勝万馬券に続き、馬連の配当も53,090円という大波乱となった。