
7位:
2005年 サンライズペガサス(タイム:1分59秒0 天候:晴 馬場:良)
2013年 オルフェーヴル (タイム:1分59秒0 天候:曇 馬場:良)
第7位は、2005年にサンライズペガサス、2013年にオルフェーヴルが記録した1分59秒0だった。
2005年のサンライズペガサスは、7歳馬ながら1番人気に支持され2002年の産経大阪杯以来3年振りの勝利を挙げた。このレースにはG1・2勝のアドマイヤグルーヴ、4歳馬ハーツクライ、芝・ダートG1級を7勝したアドマイヤドンなど9頭が出走した。
ゲートが開くと芝・ダートの重賞を勝っているサイレントディールがハナを切りサンライズペガサスは4番手からレースを進めた。ハーツクライ、アドマイヤグルーヴは後方8、9番手から前を追った。
先頭のサイレントディールは、前半1000mを59秒2を通過し、最後の直線を迎えた。残り200mを切ったあたりでサンライズペガサスが先頭に躍り出た。後続からハーツクライが追い込んでくるが、そのまま押し切り1着でゴール。
1分59秒0のタイムで、2002年の産経大阪杯以来3年振りの勝利を挙げた。またサンライズペガサスは、2025年で69回目を迎えるこのレースで、現在も唯一の複数勝利馬となっている。
2013年のオルフェーヴルは前年、凱旋門賞2着と悔しい思いをして、再挑戦となるこの年の始動戦として、産経大阪杯に出走した。
スタートは、コパノジングーが押して先手を奪い、紅一点のヴィルシーナもこれを追いかけ、好位に取り付いた。注目の1番人気のオルフェーヴルは、後方から4番手あたりで折り合い、レースを進めた。
先頭のコパノジングーが刻んだ前半1000mのペースは61秒5とスローペース。この流れに対し、オルフェーヴルは4コーナーで早くも仕掛け、6番手から一気に射程圏へ。
迎えた最後の直線、残り150mで先頭に立つと、後続を寄せ付けることなく悠々とゴールイン。上がり3ハロン33秒0の豪脚を発揮し、2013年の初戦を制した。