
8位:
2002年 サンライズペガサス (タイム:1分59秒1 天候:曇 馬場:良)
2003年 タガノマイバッハ (タイム:1分59秒1 天候:晴 馬場:良)
第8位は、2002年にサンライズペガサス、2003年にタガノマイバッハが記録した1分59秒1だった。
2002年の産経大阪杯は重賞未勝利のサンライズペガサスが、二冠馬エアシャカール、前走で重賞勝利を挙げたツルマルボーイ、重賞2勝馬マチカネキンノホシなどの実績馬を抑えて、1番人気に支持された。
スタートすると押し出される形でタマモヒビキがハナに立ち、エアシャカールは4番手、マチカネキンノホシは6番手、サンライズペガサスは後方から4番手につけた。前半1000m60秒2で進んだレースは4コーナーまで隊列が変わらず、直線を迎えた。
逃げるタマモヒビキをエアシャカールが並びかけるが、大外からサンライズペガサスが豪脚を伸ばして接近すると、残り100m付近で先頭に立ち最後は2馬身半差をつける快勝。上がり最速33秒8の脚を使い、重賞初勝利を飾った。
2003年の産経大阪杯は、7歳馬のマグナーテンが単勝2.0倍と1番人気に支持され、前年の宝塚記念2着のツルマルボーイが2番人気、タガノマイバッハは3番人気となった。
前走の中京記念では、逃げの手を打って3連勝で、重賞初勝利を挙げたタガノマイバッハは、今回は逃げずにマグナーテンの2番手につけた。一方のツルマルボーイ、前年の菊花賞馬ヒシミラクルは、後方集団から前を追った。
15頭が縦長の隊列で、前半1000mを59秒6で通過。4コーナーからタガノマイバッハがスパートをかけ、先頭のマグナーテンに並びかけた。ゴール直前まで叩き合いが続いたが、最後はタガノマイバッハがマグナーテンを競り落とし、1分59秒1のタイムで重賞2連勝を飾った。