
2位 ロードカナロア(38億5,598万円)
—
■2024年の重賞勝利産駒
アルジーヌ(ターコイズS)
エンペラーワケア(根岸S、武蔵野S)
サトノレーヴ(函館スプリントS、キーンランドC)
ジューンベロシティ(東京ハイジャンプ、東京ジャンプS)
ダンツエラン(ファンタジーS)
ブレイディヴェーグ(府中牝馬S)
ベラジオオペラ(大阪杯)
ランフォーヴァウ(デイリー杯2歳S)
—
第2位には、2020年から5年連続の2位となったロードカナロアがランクイン。2024年は153勝を挙げ、重賞11勝と安定した成績を収めた。さらに、2月には史上24頭目となる産駒のJRA通算1000勝を達成し、その存在感を示した。
G1では、大阪杯をベラジオオペラが制覇。この勝利により、現役種牡馬としてオルフェーヴルと並ぶ最多タイの7年連続G1勝利を達成した。重賞路線ではダートを主戦とするエンペラーワケアが根岸Sと武蔵野Sを制覇。また、ロードカナロアと同じく短距離を主戦とするサトノレーヴは、函館スプリントSとキーンランドCを勝利。スプリンターズSでは1番人気で出走し惜敗したが、香港スプリントにも挑戦するなど、2025年の短距離戦線を引っ張る存在として期待される。
中距離では2023年のエリザベス女王杯を制したブレイディヴェーグのG1勝利が期待されたが、府中牝馬Sのみに終わり、2025年の巻き返しが期待される。障害重賞では、ジューンベロシティが東京ジャンプSと東京ハイジャンプで勝利を挙げた。2歳馬では、ダンツエランとランフォーヴァウの2頭が重賞勝利を達成し、2年目産駒以来6世代ぶりとなる複数の2歳重賞ウイナーを輩出した。
2024年はダート、短距離、中距離、障害、2歳とバラエティに富んだ産駒が活躍し、総額38億5598万円を獲得した。