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6位 モーリス(21億4,980万円)
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■2024年の重賞勝利産駒
アドマイヤズーム(朝日杯FS)
アルテヴェローチェ(サウジアラビアRC)
アルナシーム(中京記念)
ダノンマッキンリー(スワンS、ファルコンS)
ノースブリッジ(札幌記念)
マテンロウスカイ(中山記念)
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第6位は、2024年で7世代目の産駒がデビューしたモーリスとなった。2024年は96勝を挙げ、重賞は過去最高となる7勝の活躍。
昨年はアドマイヤズームなど、早期から活躍する馬も登場した。また、重賞7勝が全て2000m以下であり、モーリス産駒らしくマイルから中距離での活躍馬を多数輩出した一年となった。
2024年の重賞勝ち馬を振り返ると、2歳世代ではアドマイヤズームが朝日杯フューチュリティSを制して2歳マイル王になると、アルテヴェローチェが出世レースと謳われる、サウジアラビアロイヤルCを豪快な末脚で制覇した。この2頭は、2025年のクラシック戦線でモーリス産駒初のクラシック制覇が期待される。
3歳世代ではダノンマッキンリーが唯一の重賞勝利を挙げた。1400mのファルコンSと、古馬相手のスワンSを勝ち、短距離馬としての素質を示した。5歳馬ではマテンロウスカイが中山記念、アルナシームが小倉で行われた中京記念で、ともに重賞初勝利を達成。さらに、6歳馬のノースブリッジが2000mの札幌記念を制し、約1年7か月ぶりの重賞勝利を飾った。
2024年は、4歳世代を除く、2歳から6歳まで幅広い世代で重賞を勝利して、総額21億4980万円を獲得した。