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G1朝日杯フューチュリティステークスのデータ分析【レースレコード・過去の結果 – 1984年以降 】

2024年朝日杯FSを制した時のアドマイヤズーム
2024年朝日杯FSを制した時のアドマイヤズーム

朝日杯フューチュリティステークスはJRAが開催するG1競走。1949年に「朝日杯3歳ステークス」という名称で、関東地区における現2歳馬の頂点を争うレースとして創設された。2013年までは中山競馬場を舞台に行われていたが、現在は阪神競馬場が主な舞台となっている。本記事では、過去10年間の傾向を分析するとともに、歴代優勝馬の一覧を振り返る。[1/2ページ]

過去10年の傾向(2015〜2024年)

◯1番人気の成績

勝率:40.0%
連対率:60.0%
複勝率:80.0%

朝日杯フューチュリティステークスにおける1番人気馬は、勝率・連対率・複勝率のいずれも高水準の成績を残している。
過去10年で馬券圏外に敗れたのはわずか2頭のみで、2016年のミスエルテ(牝2、単勝2.4倍・4着)と、2024年のアルテヴェローチェ(牡2、単勝3.3倍・5着)である。

◯3連単の配当傾向

平均値:56,794円
中央値:41,870円
最高値:221,200円(2016年 サトノアレス)
最低値:2,630円(2017年 ダノンプレミアム)

 過去10年の3連単配当の中央値は41,870円で、比較的堅実に収まるレースであると言える。実際に、1〜3番人気で決着した年も過去10年で2回見られた。

 また、過去10年で3連単配当が10万円を超えたのは2016年の1回のみで、その配当は221,200円であった。

◯朝日杯FS 優勝馬の前走別成績 (2015-2024)

前走レース名 優勝回数 該当馬 (年度 / 前走着順)
サウジアラビアRC(G3) 3回 ドルチェモア (2022 / 1着)
サリオス (2019 / 1着)
ダノンプレミアム (2017 / 1着)
デイリー杯2歳S(G2) 2回 ジャンタルマンタル (2023 / 1着)
アドマイヤマーズ (2018 / 1着)
未勝利戦 2回 アドマイヤズーム (2024 / 1着)
グレナディアガーズ (2020 / 1着)
アイビーS(OP) 1回 ドウデュース (2021 / 1着)
ベゴニア賞(500万下) 1回 サトノアレス (2016 / 1着)
新馬戦 1回 リオンディーズ (2015 / 1着)

◯朝日杯FS 馬番別成績(2015〜2024年)

※出走数=各年の頭数に応じた実出走回数。
※2024年開催分を含む。

馬番 出走数 1着 2着 3着
1 10 1 2 0
2 10 3 0 1
3 10 1 0 2
4 10 0 2 1
5 10 0 0 1
6 10 2 0 0
7 10 0 1 1
8 10 0 1 1
9 10 1 0 1
10 10 0 2 0
11 10 0 1 0
12 10 0 1 0
13 10 0 0 1
14 10 0 0 1
15 10 1 0 0
16 8 0 0 0
17 3 1 0 0
18 1 0 0 0
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