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G1チャンピオンズカップのデータ分析【レースレコード・過去の結果 – 2000年以降 】

「ジャパンカップに並ぶダートの国際競走」を目指し、2000年に創設されたジャパンカップダート。2014年からは国内ダート路線の最高峰としてチャンピオンズカップに改称され、以降は中京1800mの条件で実施されている。本記事では、過去10年間の傾向を分析するとともに、歴代優勝馬の一覧を振り返る。[1/2ページ]

過去10年の傾向(2015〜2024年)

2019年チャンピオンズカップを制した時のクリソベリル
2019年チャンピオンズカップを制した時のクリソベリル

 

◯1番人気の成績

勝率:40.0%
連対率:70.0%
複勝率:70.0%

過去10年のチャンピオンズカップでは、1番人気は連帯率70.0%と高い水準を誇る。

一方で、2023年には9番人気のドゥラエレーデ、12番人気のウィルソンテソーロが複勝圏内に入るなど、人気薄の馬も好成績を残しており、馬券を組み立てる際は人気薄馬も意識したい。

◯3連単の配当傾向

平均値:286,092円
中央値:83,670円
最高値:1,902,720円 (2023年 レモンポップ)
最低値:8,980円 (2019年 クリソベリル)

過去10年の3連単配当の中央値は約286,092円で、G1レースとしてはかなり高い水準となっている。大荒れ模様となった2023年は1着は1番人気のレモンポップが人気通り勝利したものの、前述のように2、3着に人気薄の2頭が入り200万円近い払い戻しを記録した。

最も配当が低い2019年は、1、2、3番人気を支持を受けたゴールドドリーム、クリソベリル、インティが順当に入りながらも8,980円と人気に比して高配当を記録しており、概して3連単の配当には期待できるレースと言えるだろう。

◯チャンピオンズC 優勝馬の前走別成績 (2015-2024)

前走レース名 優勝回数 該当馬 (年度 / 前走着順)
マイルCS南部杯(Jpn1) 4回 レモンポップ (2024 / 1着)
レモンポップ (2023 / 1着)
ルヴァンスレーヴ (2018 / 1着)
ゴールドドリーム (2017 / 5着)
JBCクラシック(Jpn1) 3回 テーオーケインズ (2021 / 4着)
チュウワウィザード (2020 / 3着)
サウンドトゥルー (2016 / 3着)
日本テレビ盃(Jpn2) 1回 クリソベリル (2019 / 1着)
シリウスS(G3) 1回 ジュンライトボルト (2022 / 1着)
JBCレディスクラシック(Jpn1) 1回 サンビスタ (2015 / 2着)

 

◯チャンピオンズカップ 馬番別成績(2015〜2024年)

※出走数=各年の頭数に応じた実出走回数。

馬番 出走数 1着 2着 3着 勝率 連対率 複勝率
1 10 0 1 1 0.0% 10.0% 20.0%
2 10 2 2 1 20.0% 40.0% 50.0%
3 10 0 0 1 0.0% 0.0% 10.0%
4 10 1 0 2 10.0% 10.0% 30.0%
5 10 2 0 1 20.0% 20.0% 30.0%
6 10 1 0 1 10.0% 10.0% 20.0%
7 10 0 1 0 0.0% 10.0% 10.0%
8 10 1 1 0 10.0% 20.0% 20.0%
9 10 1 0 1 10.0% 10.0% 20.0%
10 10 0 1 0 0.0% 10.0% 10.0%
11 10 1 1 1 10.0% 20.0% 30.0%
12 10 0 1 0 0.0% 10.0% 10.0%
13 10 0 2 1 0.0% 20.0% 30.0%
14 10 0 0 0 0.0% 0.0% 0.0%
15 10 1 0 0 11.1% 11.1% 11.1%
16 6 0 0 0 0.0% 0.0% 0.0%
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