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【今週の藤田晋】アメリカ年度代表馬の兄に続け! ブシンが武豊とともにOP入りを目指す

text by TOM
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藤田晋氏(Getty Images)

 今週の競馬では、人気アプリゲーム『ウマ娘 プリティーダービー』などで知られるサイバーエージェントグループの藤田晋社長が所有する競走馬が、2頭出走する予定となっている。

 まず一頭目に紹介するのが、アメリカ産馬のブシン(牡3、栗東・森秀行厩舎)である。鞍上に武豊を配して27日(日) 東京10R・エイシンフラッシュカップ(3歳以上3勝クラス、ダート1300m)に出走する。

 ブシンの父は、2019年から22年まで4年連続で北米リーディングサイアーに輝いたInto Mischiefで、母はFlawlessという血統である。ブシンは、20年にケンタッキーダービーやブリーダーズCクラシックなどを制して、その年の米3歳チャンピオンと米年度代表馬に選出された名馬Authenticの全弟にあたる。

 芝でデビューしたブシンだが、3戦目に1000mのダート未勝利戦を勝利してからは、ダート戦のみを使われ、通算成績12戦3勝としている。とくに、1→2着と好走を続けている中山の1200mでの近2走は、充実ぶりが目を引く。今回、待望の4勝目を挙げてオープン入りを果たし、偉大なる兄に一歩でも近づくことができるのか、注目の一戦である。

 もう一頭は、26日(土)の東京7R・3歳上1勝クラス(ダート1400m)に出走するリプレゼント(牡4、美浦・高柳瑞樹厩舎)である。地方から再転入してきた後、今回と同条件だった前走で10着に敗れた以外は、3戦すべてにおいて掲示板内を確保している。堅実な差し脚を武器に巻き返しを狙う。

 先週19日(土)の東京5R・新馬戦(芝2000m)には、2歳牝馬のリリカルガンマン(美浦・手塚貴久厩舎)が出走した。軽快なスピードを活かした先行力で、2番手から競馬を進めたが、直線伸び切れず5着に敗れた。2戦目以降での変わり身に期待したい。

 また、藤田氏は22日(火)、北海道苫小牧市のノーザンホースパークで行われた「ノーザンファーム ミックスセール2024」に参加。

 今年の皐月賞馬ジャスティンミラノの半弟にあたるマーゴットディドの2024(牡、父キタサンブラック)を、セール史上最高額の2億9000万円(税抜)で落札した。この若駒が成長し、2026年にデビューする姿が今から楽しみだ。

【結果】2024年10月26日(土)

競馬場 R 馬名 レース名 性齢 斤量 騎手 着順
東京 7 リプレゼント 3歳以上1勝クラス 牡4 58.0 菅原明良 6着

【結果】2024年10月27日(日)

競馬場 R 馬名 レース名 性齢 斤量 騎手 着順
東京 10 ブシン エイシンフラッシュC(3勝クラス) 牡3 57.0 武豊 14着