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【神戸新聞杯2026・敗戦の本質】2番人気グリーンエナジーは、なぜ敗れたのか…ロブチェンのレース内容も考察

text by 中西友馬
2026年神戸新聞杯を制したロブチェン(白帽)、2着アルトラムス(青帽)
2026年神戸新聞杯を制したロブチェン(白帽)、2着アルトラムス(青帽)

9月21日(月・祝)に行われたG2・神戸新聞杯は、1番人気のロブチェンが秋初戦を飾った。一方で、2番人気に支持されたグリーンエナジーなど、敗れた馬たちをどのように評価すべきなのか。今回は、レース後に注目すべき3頭を取り上げ、「パフォーマンス」「舞台適性」「今後の伸びしろ」の3つの観点を点数化し、検証していく。[1/2ページ]
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注目馬3頭の採点

ロブチェン

着順:1着(1番人気)
パフォーマンス:10
舞台適性:9
今後の伸びしろ:9

 最内枠を引き当てたことで、この馬の出方には注目が集まったが、やはり松山騎手は出していくことはせず。序盤は中団のインコースに構えて、向正面でシートゥサミットが動いたことで少しポジションを下げたが、そのタイミングで早めに外へと進路を切り替える。

 いつでも動ける位置へと誘導すると、4角手前から大外を回ってポジションを上げ始め、前団に接近。一瞬の切れる脚に秀でているわけではないものの、最後まで長く良い脚を使ってねじ伏せるように勝利した。

 最内を突いたアルトラムスとはハナ差の接戦だったが、外を回した安全運転に加えて、この馬の苦手な瞬発力勝負だったことを思えば十分な内容。この馬にとっては、道中のペースアップに一役買いそうなシートゥサミットが菊花賞の優先出走権を獲得したのは好材料だろう。

アルトラムス

着順:2着(3番人気)
パフォーマンス:8
舞台適性:10
今後の伸びしろ:10

 若干出負け気味のスタートから後方に下げると、道中はロブチェンを目の前に見るポジションから進める。3角では、外へと持ち出したロブチェンの内へと差し込む形でほぼ並んでいたが、大外を回ってポジションを上げたロブチェンとは対照的に、この馬は内でジッと我慢した。

 内回りと外回りの合流で内柵がなくなったところを狙って空いた最内へと切れ込んで前を追い、先に抜け出したロブチェンを寸前まで追い詰めたが、わずかに及ばずハナ差の2着。岩田望来騎手の完璧なエスコートはあったにせよ、やはり切れ味勝負ではロブチェン以上のものがあるところを見せた。

 正直、距離延長がプラスなタイプとは感じられないため、よほどのスローとならない限り本番での逆転は難しい気もするが、中距離前後であれば世代トップクラスの能力があることは証明してみせた。

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