【セントウルステークス2026・敗戦の本質】2番人気ピューロマジックは、なぜ敗れたのか…注目3頭を考察

9月6日(日)に行われたG2・セントウルステークスは、1番人気のフリッカージャブが人気に応え勝利した。一方で、2番人気に支持されたピューロマジックなど、敗れた馬たちをどのように評価すべきなのか。今回は、レース後に注目すべき3頭を取り上げ、「パフォーマンス」「舞台適性」「今後の伸びしろ」の3つの観点を点数化し、検証していく。[1/2ページ]
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注目馬3頭の採点
フリッカージャブ
着順:1着(1番人気)
パフォーマンス:10
舞台適性:8
今後の伸びしろ:10
レッドモンレーヴの大出遅れに目が行ってしまうスタートだったが、好スタートから二の脚の速さで内のクラスペディアを抑え込んで1ハロン標識は先頭で通過。
その後はピューロマジックにハナを譲ると、絶好の離れた2番手を確保。松山騎手が戦前に描いていたであろう筋書き通りにレースが進み、直線ではピューロマジックを目標に、余裕を持って差し込んでの勝利を収めた。
競馬を競輪で例えるのは大変恐縮だが、ラインの番手が車間を切ってちょい差しするイメージがぴったりハマるようなレースであった。
序盤のポジション取りに苦労しないテンのスピードがありながら、ラストもしっかりと脚が使える理想的なスプリンター。
ただ、本番のスプリンターズステークスでは、松山騎手がパンジャタワーとのコンビ継続を予定している。鞍上の動向も含め、次走に関する続報を待ちたい。
ピューロマジック
着順:2着(2番人気)
パフォーマンス:8
舞台適性:10
今後の伸びしろ:7
レッドモンレーヴが大出遅れをしたのと同時に、この馬も一度ゲートに突進するような形で立ち遅れ気味のスタートとなった。
先頭に立つまでに脚を使ってしまい、前に出たのは2ハロン標識の手前。展開予想でも書いた通り、良馬場であればやはりこの馬のマイペースは前半3F32秒台。32秒8というのは決してオーバーペースには感じなかった。
直線入り口で5馬身ほどあったリードは、残り1ハロンの標識では一気に1馬身半差ほどに詰まっていたが、そこからズルズル後退することはなく2着を確保。ずっと言われてきているように平坦ベストなのは確かだが、テンのスピードは現役屈指のものがある。
今回のように出遅れて押していくと暴走の危険性もあるが、スタートさえ決めればスピードの違いで押さずともハナを奪うことは可能だろう。
この馬自身の次走報にも注目だが、同型のインビンシブルパパの動向も気になるところ。両馬がともにスプリンターズステークスへ向かうのであれば、ハナ争いを含めた展開面にも注目したい。


