【新潟記念2026・敗戦の本質】1番人気ダノンシーマは、なぜ敗れたのか…注目3頭を考察

8月30日(日)に行われたG3・新潟記念は、2番人気のゾロアストロが優勝した。一方で、1番人気に支持されたダノンシーマなど、敗れた馬たちをどのように評価すべきなのか。今回は、レース後に注目すべき3頭を取り上げ、「パフォーマンス」「舞台適性」「今後の伸びしろ」の3つの観点を点数化し、検証していく。[1/2ページ]
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注目馬3頭の採点
ゾロアストロ
着順:1着(2番人気)
パフォーマンス:8
舞台適性:10
今後の伸びしろ:10
今年の宝塚記念を彷彿とさせるような、レース直前での豪雨。元々、天気予報でも週末に天気が崩れることは示唆されていたが、「なんだかんだ天気保ったなぁ」と思わせてからの土砂降りとなった。
そんな中、各馬スタート直後から内ラチ沿いをあけての進路取り。コーナーでは内に寄るものの、最後の直線では内を10頭分以上あけて馬場の真ん中から外めでの追い比べ。
中団のインコースを進んでいたこの馬は、直線では馬群の最内を選択。最内といっても馬場の4分どころあたりであったが、意図したというよりはスペースがなくて内を突いたような形。
抜け出してからは、やはりかなり馬場の悪いところを走らされていた感じはしたが、なんとか押し切っての勝利。同じ3歳馬のロデオドライブとは2キロの斤量差が生きたが、秋に向けて貴重な賞金加算に成功した。
ロデオドライブ
着順:2着(3番人気)
パフォーマンス:10
舞台適性:6
今後の伸びしろ:9
ゾロアストロより前めのポジションとなる、好位のインコースを追走。直線でも抜群の手ごたえだったが、内ラチ沿いを嫌った各馬は広い馬場の中で真ん中に密集。
さらにはボーンディスウェイとサヴォーナの後ろにモロに入ってしまったことから動くに動けず、まともに追えたのは残り1Fの標識を過ぎた後。そこから猛追を見せてダノンシーマは交わしたが、ゾロアストロにはわずかに及ばずの2着。
まともなら差し切っていたレース内容であったが、こればかりは仕方のないところ。ただ、明らかに2000mより長い距離を走りながらも、ラストの末脚は1頭桁違いのものがあった。
馬体診断の記事でも書いたが、叔父カンパニーと非常に似た体つきをしており、2000mは全く問題なくこなしたと考えて良いだろう。


