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【札幌記念2026】今年勝つのは何歳馬? 過去20年の馬齢別データから有力世代を分析

2008年札幌記念を制した時のタスカータソルテ
2008年札幌記念を制した時のタスカータソルテ(4歳)

 今週末16日、札幌競馬場で夏競馬を代表するG2・札幌記念が行われる。今年は、阪神大賞典を制したアドマイヤテラをはじめ、ショウヘイ、ローシャムパークなどの実績馬が参戦予定。上位人気が予想される馬の馬齢がばらけている点も興味深い。

 今週のヨソクヒロバでは、「今年の札幌記念を勝つのは何歳馬?」という問題が出題されている。実際に、札幌記念では何歳馬が最も勝ちやすいのだろうか。

 そこで今回は、2006~2025年の過去20年を対象に馬齢別成績を集計。今年の出走予定馬と照らし合わせながら、狙うべき世代を探っていく。

■札幌記念・過去20年の馬齢別成績

まずは、過去20年の札幌記念における馬齢別成績を見てみよう。

馬齢 着別度数 勝率 連対率 複勝率
3歳 3-2-1-12/18 16.7% 27.8% 33.3%
4歳 7-2-5-49/63 11.1% 14.3% 22.2%
5歳 6-11-8-51/76 7.9% 22.4% 32.9%
6歳 4-2-2-54/62 6.5% 9.7% 12.9%
7歳 0-1-3-35/39 0.0% 2.6% 10.3%
8歳 0-2-1-14/17 0.0% 11.8% 17.6%
9歳以上 0-0-0-10/10 0.0% 0.0% 0.0%

※2013年は函館競馬場で開催。

■勝利数トップは4歳馬の7勝

 まず注目しておきたいのが4歳馬だ。過去20年の成績は【7-2-5-49】。20回の札幌記念のうち7勝を挙げており、全世代で最多となっている。

 勝率も11.1%と高水準。勝ち馬20頭のうち35%が4歳馬だった計算になり、「優勝馬の年齢」を考える今回のテーマでは非常に重要な世代と言える。

 過去の勝ち馬を見ると、2008年タスカータソルテ、2009年ヤマニンキングリー、2013年トウケイヘイロー、2018年サングレーザー、2019年ブラストワンピース、2022年ジャックドール、2024年ノースブリッジなどが4歳でタイトルを手にしてきた。

 勢いのある馬が本格化を迎えるタイミングでもあり、札幌記念では若さと古馬としての完成度を兼ね備えた4歳馬が結果を残している。

 なお、過去20年で最も高い勝率を残しているのは3歳馬だ。出走したのはわずか18頭ながら【3-2-1-12】。勝率16.7%、連対率27.8%、複勝率33.3%と非常に優秀な成績を残している。

 勝ち馬には2006年アドマイヤムーン、2014年ハープスター、2021年ソダシと、いずれも世代トップクラスの実力馬が並ぶ。

 しかし、今年の札幌記念には3歳馬の出走予定がない。来年以降のために、このデータは頭の片隅に置いておきたい。

■今年の出走頭数は何歳が多い?

 今年は、出走予定馬16頭のうち4歳馬が6頭と最多となっている。

馬齢 今年の出走予定馬 頭数
4歳 イガッチ、サクラファレル、ショウヘイ、ゼンダンハヤブサ、マジックサンズ、レディネス 6頭
5歳 アドマイヤテラ、エコロヴァルツ 2頭
6歳 シェイクユアハート、ピンクジン、ホウオウビスケッツ、マイネルモーント 4頭
7歳 オニャンコポン、グランディア、ローシャムパーク 3頭
9歳 アラタ 1頭

 4歳馬の中で実績上位となるのがショウヘイ。ダービー3着の実績があり、今年はAJCCを制して古馬重賞も勝利している。

 マジックサンズも3歳時にNHKマイルカップで2着。札幌2歳ステークスを勝っており、北海道の洋芝で重賞を制した経験も大きな武器となる。

 ほかにも先月の小倉記念を制したゼンダンハヤブサ、巴賞を経由して参戦するレディネス、函館記念を使われたイガッチなど、4歳勢は頭数だけでなくタイプも多彩だ。

 過去20年で最多7勝というデータに加え、今年は出走頭数も最多。単純な確率論だけで考えても、4歳世代が有力候補となる。

■安定感トップは5歳馬、今年は有力2頭

 4歳馬以上に馬券圏内への安定感を示しているのが5歳馬だ。過去20年で【6-11-8-51】。6勝は4歳馬に次ぐ2位だが、2着11回、3着8回を含めて25頭が馬券圏内に入っている。

 直近では2025年に5歳のトップナイフが10番人気で勝利。2着にも同じ5歳のココナッツブラウンが入り、5歳馬によるワンツー決着となった。

 今年の5歳馬はわずか2頭だが、その2頭が強力だ。アドマイヤテラは今年の阪神大賞典を制し、続く天皇賞(春)でも3着。近走は長距離戦を中心に使われているため2000メートルへの対応がポイントになるが、実績では今年のメンバーでも上位の存在となる。

 もう1頭がエコロヴァルツ。5歳となった今年は大阪杯から札幌記念へ向かうローテーションで、G1・G2でも戦ってきた経験は侮れない。

 頭数では4歳馬の6頭に大きく劣るものの、「5歳」というカテゴリーだけで見れば過去20年で6勝。出走頭数の少なさだけを理由に評価を下げるのは早計だろう。

■6歳馬は4勝、今年も実績馬がそろう

 6歳馬は過去20年で【4-2-2-54】。勝率6.5%、複勝率12.9%と4、5歳馬には見劣るものの、4頭の勝ち馬を送り出している。

 今年はシェイクユアハート、ピンクジン、ホウオウビスケッツ、マイネルモーントの4頭が出走予定。

 中でもホウオウビスケッツとシェイクユアハートには注目したい。ホウオウビスケッツは昨年の札幌記念で7着だったが、2024年の函館記念を制しており、洋芝での実績がある。さらに、G1・天皇賞(秋)で3着に入るなど、2000メートル前後の重賞実績は十分だ。

 また、シェイクユアハートは今年の金鯱賞を勝利。芝2000メートルという条件で結果を残している点は魅力だ。

 さらにマイネルモーントは七夕賞2着からの参戦予定。夏場に使われながら調子を上げてきており、6歳勢にも侮れないメンバーがそろった。

 過去20年では4勝を挙げているだけに、4、5歳馬に次ぐ「第3勢力」として考えておきたい世代だ。

■7歳以上は過去20年で勝利なし

 一方、データ上で厳しい数字となっているのが7歳以上だ。

 7歳馬は【0-1-3-35】、8歳馬は【0-2-1-14】、9歳以上は【0-0-0-10】。合わせて66頭が出走しているものの、過去20年で勝利した馬は1頭もいない。

 今年は7歳のオニャンコポン、グランディア、ローシャムパーク、9歳のアラタが該当する。もちろん、高齢馬だから馬券に絡めないわけではない。昨年は8歳だったアラタが13番人気ながら3着に好走している。

 また、今年7歳のグランディアは新潟大賞典を勝利しており、年齢を感じさせない充実ぶりを見せている。ローシャムパークもオールカマー勝ちや大阪杯2着など、実績面では出走メンバーでも上位だ。

 それでも、今回のヨソクヒロバの問題は「馬券圏内に入る馬」ではなく、「勝つのは何歳馬か」。

 その観点では、過去20年間で7歳以上が0勝というデータは無視できない。

 果たして今年の札幌記念を制し、夏の王者となるのは何歳馬なのか。過去20年の馬齢別データと今年のメンバーを参考にしながら、ヨソクヒロバの問題に挑戦してみてはいかがだろうか。

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今年の札幌記念を勝つのは何歳馬?

札幌記念で勝つのは何歳馬?
データ提供:ヨソクヒロバ

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【文:競馬チャンネル編集部】

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【了】