日本ダービーに騎乗予定のフランシスコ・ゴンサルベス騎手とは?成績・プロフィールを徹底解説

今週末、日本ダービーでエムズビギンとのコンビを組み、初騎乗を果たすのがフランシスコ・ゴンサルベス騎手だ。同じブラジル出身ということもあり、日本でもお馴染みのジョアン・モレイラ騎手になぞらえて「モレイラ2世」と呼ばれることも多い。そこで今回は、“ゴンちゃん”の愛称でも親しまれ、今後さらに日本で注目を集めそうなゴンサルベス騎手について紹介する。
フランシスコ・ゴンサルベス騎手とは?
ブラジル生まれのゴンサルベス騎手は、ブラジル出身で1990年生まれの36歳。JRAのジョッキーでは、丸山元気騎手や国分兄弟と同い年に当たる。2006年にブラジルの騎手免許を取得し、2013年にはアルゼンチンの騎手免許を取得している。
2016年に初めてアルゼンチン騎手リーディングを獲得すると、2018年からは7年連続でアルゼンチン騎手リーディングを獲得しているのだが、その中でも2024年の成績が異次元。2083戦479勝という、日本の競馬を見ている身からすると、信じられないような成績をマークした。
同じ2024年のJRA騎手リーディングは、ルメール騎手で176勝。ちなみに、同じ2024年の地方競馬の騎手リーディングでも森泰斗騎手の295勝である。
もちろん日本の競馬とは年間のレース数が全く違うのだから比較にならないが、ゴンサルベス騎手が落馬負傷や海外での騎乗が増えたことからリーディングを明け渡した2025年のアルゼンチン騎手リーディングは、ケビン・バネーガス騎手が287勝で獲得。
その前年に200勝近く多く勝利したゴンサルベス騎手の479勝という数字は、やはり異次元な数字であったようだ。
日本には、昨年のワールドオールスタージョッキーズで初来日。騎乗2戦目となる札幌土曜4Rでは、ハイクオリティの手綱を執って初勝利を挙げると、シリーズ中には勝利こそならなかったが、総合4位の好成績を収めた。
そして今回、初の短期免許を取得して再来日をすると、ここまでは新潟競馬場を主戦場として騎乗し、4週間で8勝を挙げている。
フクノブルーレイクの手綱を執った新潟大賞典では、重賞初騎乗を果たして3着に導くと、マピュースとのコンビで挑んだヴィクトリアマイルではG1初騎乗。そしてトントン拍子に、日本ダービー初騎乗のチャンスを掴んだ。
これまで短期免許で日本ダービーを制したのは、2003年ネオユニヴァースのミルコ・デムーロ騎手と2023年タスティエーラのダミアン・レーン騎手のみ。今回が短期免許で初来日のゴンサルベス騎手が勝利となれば、史上初の快挙となる。
■プロフィール
名前:フランシスコ・ゴンサルベス(Francisco Leandro Goncalves)
生年月日:1990年4月8日
出身:ブラジル
身長:157cm
体重:51kg
主な勝ち鞍:2024年エストレージャス大賞クラシック(アルゼンチン)、2024年サンパウロ大賞(ブラジル)、2025年ラスアメリカス大賞(アルゼンチン)
【了】
【関連記事】
・【日本ダービー・能力分析】実績×適性×騎手を点数化!GⅠ連勝を狙うロブチェンの評価は?
・【2026日本ダービー・パワーランキング】6つの指標を数値化!やはり1位は皐月賞馬・ロブチェン?
・【登録馬】日本ダービー
【著者プロフィール:中西友馬】
1993(平成5)年6月18日、神奈川県横浜市生まれ。大学卒業後、競馬新聞社に入社し、約7年間専門紙トラックマンとして美浦に勤務。テレビやラジオでのパドック解説など、メディア出演も行っていた。2024年よりフリーライターとしての活動を始め、現在は主に、株式会社カンゼンが運営する競馬情報サイト『競馬チャンネル』内の記事を執筆している。



