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【ダービー卿CT・前走レビュー】有力5頭を10段階採点!前走内容が最も良かったのはどの馬…?

text by 中西友馬
2026年洛陽Sを制した時のスズハローム
2026年洛陽Sを制した時のスズハローム

今週末の4月4日(土)、中山競馬場でG3・ダービー卿CTが行われる。古馬マイルG1を目指す有力馬が集う注目の一戦だ。この記事では出走予定の有力馬の「前走内容」に焦点を当て、元トラックマンが各馬の走りを丁寧に検証していく。前走で優れたパフォーマンスを披露し、今回へとつながる勢いを見せたのは、一体どの馬なのだろうか。[1/3ページ]
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有力馬の前走評価①

■ケイアイセナ

開催日:2026年2月22日
レース:小倉・小倉大賞典(芝1800m)
着順:2着
評価:8

 好ダッシュからハナを取りきると、前半1000mの通過は58秒5という、けれんみのない逃げを打つ。そのまま直線に入ると、一旦は後続を3馬身ほど引き離して逃げ切り態勢を作り出す。

 セーフティーリードを築いたようにも見えたが、ただ1頭伸びてきた勝ち馬にゴール前で交わされての2着。

 重賞初制覇まであと一歩へと迫りながらも悔しい2着であったが、藤岡佑介元騎手がこの馬の能力を十分に引き出した好レースであった。

■スズハローム

開催日:2026年2月14日
レース:京都・洛陽ステークス(芝1600m)
着順:1着
評価:8

 48.6-45.4というかなりの後傾ラップであり、ペースだけ見れば明らかに先行有利の展開。そんな中この馬は、後方馬群で脚を溜めて末脚勝負に徹する。

 ゆるい流れで馬群が縦長にならなかったことが功を奏したようで、馬群の大外からメンバー中唯一の上がり3F32秒台となる32秒7の末脚でまとめて差し切ってみせた。

 ハンデ面で有利だった部分はあるにせよ、近走の不振が嘘のように鮮やかな差し切り勝ち。復調なったかを測る意味でも、今回が試金石の一戦となる。

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