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【ドゥラメンテ後継種牡馬5選】血統を継ぐ大物牡馬たち…未来を担う産駒はどの馬?

text by 中西友馬
2021年菊花賞を勝った時のタイトルホルダー
2021年菊花賞を勝った時のタイトルホルダー

現役時代、圧倒的な強さで春のクラシック二冠を制したドゥラメンテは、骨折により菊花賞への出走が叶わず、三冠の夢は絶たれた。復帰後は3戦すべてで連対を外さない安定感を示したが、靭帯と腱の損傷により現役を引退。種牡馬として産駒が活躍する中、大腸炎で9歳の若さでこの世を去った。今回はその後継候補5頭を紹介する。[1/5ページ]

①タイトルホルダー

 最初に紹介するのは、父ドゥラメンテに初重賞制覇と初G1制覇をプレゼントした、初年度産駒のタイトルホルダー。

 母のメーヴェは牝馬ながら芝2600mのOP特別を勝利した馬で、半姉には、こちらも牝馬ながら菊花賞で5着に入ったメロディーレーンがいるという血統。デビュー前から長い距離での活躍をイメージしやすい馬であった。

 新馬戦を勝利すると、2歳時から東京スポーツ杯2歳ステークス2着やホープフルステークス4着など、世代トップクラスの力を見せる。

 そして3歳初戦となった弥生賞では、2度敗れていたダノンザキッドや、のちのNHKマイルカップ覇者シュネルマイスターを破って勝利。

 父ドゥラメンテにとって初重賞制覇をプレゼントすると、続く皐月賞でもエフフォーリアの2着に好走。

 ダービーでは6着に敗れるも、はじめから最大目標としていた菊花賞に向けて、想像以上の成長曲線を見せた春シーズンであった。

 しかし、菊花賞トライアルのセントライト記念は、1番人気に支持されながら13着に大敗。若干の不安を抱えながら、菊花賞へと出走することとなった。

 それでもスタート直後から先手を取ると、後続に影も踏ませぬ逃走劇を見せて5馬身差の圧勝で、初のG1制覇を飾った。

 セイウンスカイ以来、23年ぶりとなる菊花賞での逃げ切り勝ちを収め、父ドゥラメンテが踏むことのできなかった淀の舞台で大暴れしてみせた。

 タイトルホルダーはその後、翌年の天皇賞(春)と宝塚記念も勝利。秋にはドウデュースらとともに、凱旋門賞にも挑戦した。

 5歳時の有馬記念を最後に現役を引退し、翌年から種牡馬としての生活をスタート。順調であれば、2027年に初年度産駒がデビューする予定。

 父と同じく豊富なスタミナを誇る産駒を輩出するのか、はたまた全く違うタイプの産駒が登場するのか、楽しみでならない。

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