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【たんぽぽ賞・現地写真・生産者コメント】三連単200万円超の大波乱!“九州産限定”名物重賞は地元・佐賀勢がワンツーの衝撃決着

text by 有村限
2026年たんぽぽ賞を制したアッシュアールと青海大樹騎手
2026年たんぽぽ賞を制したアッシュアールと青海大樹騎手

2月25日(水)、佐賀競馬場で第30回たんぽぽ賞(ダート1400m)が行われ、5番人気のアッシュアール(牡3、佐賀・池田忠好厩舎)が勝利した。地元佐賀所属馬の勝利は、2022年のタケノサイコウ以来3年振り。佐賀所属馬が同レースを制するのは、史上3度目の偉業となった。

 スタート後、後方2番手につけたアッシュアールは3コーナーから徐々にまくっていくと、最終直線では並ぶ10番人気リリーベネット、3番人気ラムールデュヴォンを差し切り勝利。勝ちタイムは1.30.9(不良)であった。

 鞍上の青海大樹騎手は、これが重賞初制覇となった。

 2着には同じく佐賀のリリーベネット(牝3、佐賀・手島勝利厩舎)、3着にはラムールデュヴォン(牡3、美浦・堀内岳志厩舎)が続いた。昨年のひまわり賞(小倉・芝1200m)3着馬で、単勝1倍代の支持を受けていたカラクニダケ(牡3、栗東・谷潔厩舎)は5着に敗れた。

その結果、馬連90,750円、三連単は200万円を超える大波乱となった。

■生産者インタビュー

「北海道に近づきたいという想い」本田土寿さんが“九州発”のスターホース誕生にかける想いとは

 競馬チャンネル編集部はレース後、勝ち馬アッシュアールの生産者・本田土寿さんに話を聞いた。熊本県の本田さんはヨカヨカなど、九州産の活躍馬を多く送り出してることで知られ、たんぽぽ賞の制覇も2024年のコウユーカメサンヨ以来2年振り。

─ひまわり賞、たんぽぽ賞を終え、現3歳馬は北海道産、他の地域の生産馬とも戦っていくこととなります。九州産限定戦以外のレースへの心意気を教えてください。
 九州産にこれだけ注目いただいて、中央競馬でもすこしづつ頑張っていく馬が増えたなと。

 やっぱり佐賀が地元で、そして小倉競馬場。九州産のスターホースが出来てきたらという熱い思いで、生産者みんなやっておられますので。

 これだけ九州産が盛り上がって、(九州の年間生産)頭数が50頭から100頭に倍になったんですよ。九州のセリ市場自体も右肩上がりになっていますから、注目される、スターホースが出来るのを願っていますよね。

─セリで多く、高額で売れる馬が増えて、九州産限定戦のレベルも上がっていくサイクルが大事ですね
 そうですね。質が良くなれば、(落札馬の)値段も高くなるし。全国区で買ってくれたり、心が動くような馬を作りたいと思ってやっている。

 少しずつ、1ステップずつ九州産馬(のレベル)も上がっていっていると思いますよね。

─本田さんの生産馬含め、九州産馬にも、北海道の種牡馬を父に持つ馬も増えています。最近の九州は北海道とも戦える馬づくりをしているなと感じます。
 北海道に近づきたいという想いだけでやっています。簡単に(北海道を)超えるとかはまだ考えてないし、まずスタートラインまでどうにかみんなで立って、九州産の底上げですよね。それをやっていけば、必然的にいい馬がたくさん出てくると思います。

■調教師コメント

1着アッシュアール
池田調教師「このレースに向けてしっかりと仕上げてきました。展開も向きましたし、最後は青海騎手の手綱捌きに助けられました。勝てて本当によかったです」

重賞初制覇を飾った青海大樹騎手
重賞初制覇を飾った青海大樹騎手

■レース結果

1着 アッシュアール 青海大樹騎手 5人気
2着 リリーベネット 小林凌騎手 10人気
3着 ラムールデュヴォン 遠藤汰月騎手 3人気
4着 ニシカラキタユウマ 金山昇馬騎手 8人気
5着 カラクニダケ 飛田愛斗騎手 6人気
6着 カシノハンゾウ 山田義貴騎手 6人気
7着 カシノユメミヅキ 石神深道騎手 7人気
8着 エイシンディアマン 高倉稜騎手 4人気
9着 アクティングエリア 丹内祐次騎手 2人気
10着 エルステッド 田中直人騎手 11人気
11着 ウサギチャン 筒井勇介騎手 9人気
除外 ピックアップラック 山口勲騎手

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