【京都記念・敗戦の本質】1番人気エリキングは、なぜ敗れたのか?注目の3頭を10点満点で検証

2月15日(日)に行われた京都記念では、6番人気のジューンテイクが優勝を飾った。一方で、上位人気ながら惜敗した馬もおり、その走りをどのように評価するべきなのか。そこで今回は、レース後に注目すべき3頭を取り上げ、「パフォーマンス」「舞台適性」「今後の伸びしろ」の三つの観点から、それぞれを点数化しながら検証していく。[1/2ページ]
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注目馬3頭の採点
ジューンテイク
着順:1着(6番人気)
パフォーマンス:8
舞台適性:10
今後の伸びしろ:7
大方の予想通りにバビットが逃げる形となったが、この馬が2番手につける展開を予想できていたファンはどれだけいただろうか。ここ3戦はいずれも中団〜後方寄りから進めていたが、今回は大外枠からの積極策。
バビットの刻んだ前半1000mのペースは、昨年ほどでないにせよスローの部類となる61秒8。それをその直後でぴったりマークし、4角では早くも先頭。直線は馬場の真ん中へと持ち出し、人気各馬の追い上げを退けての勝利。
これはなんと言っても、残り2週で現役引退とは思えない、藤岡佑介騎手の好判断が光ったレース。枠入りが最後となる大外枠を引き当て、課題のスタートを決めることができた点も大きかった。復活の勝利とはいえ、まだまだ衰えが見られるような年齢ではなく、今後も活躍が期待できる。
エリキング
着順:2着(1番人気)
パフォーマンス:10
舞台適性:8
今後の伸びしろ:9
後方3〜4番手というポジション自体は、イメージ通り。スローペースは後方の馬にとって不利だと思われがちだが、そのおかげで4角手前での先頭との差は10馬身ほど。十分射程圏内だと思われたが、横に広がりながら直線へと向かうところでこの馬の姿は大外。このコーナーの運びで勝ち馬と差を広げられてしまったことが、最後に及ばなかった半馬身差へと繋がった。
もちろん4歳初戦としては悪くない内容であり、仕上げとしてもまだ先を見据えたもの。負けて強しと言えるレースであり、次走の候補となっているドバイでも十分好勝負が期待できる。
ただ、前半急かすと良くない馬で後方からの競馬が多くなるだけに、今回のように取りこぼす場面は想定しなければならない。


