【東京新聞杯・敗戦の本質】1番人気エルトンバローズは、なぜ敗れたのか?注目3頭を10点満点で検証

2月8日(日)に行われた東京新聞杯では、2番人気のトロヴァトーレが優勝を飾った。一方で、上位人気ながら惜敗した馬もおり、その走りをどのように評価するべきなのか。そこで今回は、レース後に注目すべき3頭を取り上げ、「パフォーマンス」「舞台適性」「今後の伸びしろ」の三つの観点から、それぞれを点数化しながら検証していく。[1/2ページ]
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注目馬3頭の採点
トロヴァトーレ
着順:1着(2番人気)
パフォーマンス:10
舞台適性:8
今後の伸びしろ:10
昨年と同じメイショウチタンが刻んだラップは、昨年とほとんど変わらない前半3F34秒7。極端に速いとは言えないペースを、中団馬群の真ん中で追走。直線ではウォーターリヒトの内をこじ開けるように進路を確保すると、内から伸びてきたラヴァンダをねじ伏せるようにしての勝利。
レース上がりは昨年より0秒9も速い34秒0であり、切れ者が揃った中、決め手比べで他馬を上回った点は非常に評価できる。前走で使った上がり33秒2に続いて、今回はそれをさらに上回る33秒1の末脚を発揮しての勝利。今年に入って明らかに覚醒した印象で、さらに上の舞台での活躍も期待できる。
ウォーターリヒト
着順:3着(3番人気)
パフォーマンス:8
舞台適性:10
今後の伸びしろ:8
勝ち馬とほとんど同じポジションを確保し、勝ち馬に対して外から蓋をするように進めていたが、反応の鋭さで上回られての3着。一昨年のキャピタルステークスでは切れ味勝負で上回った相手だけに、勝ち馬の今年に入っての覚醒に屈した形であった。
それでも、一旦離された差を最後は再び詰めてきており、ゴール前の混戦の中でキッチリ3着を確保。連覇達成とはならなかったが、前年覇者の意地を見せる走りであった。上がり3Fは昨年と同じで自身の時計も0秒3詰めており、自分の力はキッチリと出し切った結果であった。


