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【フォーエバーヤングのライバルは誰だ!?】サウジカップに出走予定の外国馬を解説

text by 有村限
2025年BCダートマイルを制したナイソス(Getty Images)
2025年BCダートマイルを制したナイソス(Getty Images)

2月14日(土曜)に実施予定のサウジカップ。日本からは昨年覇者で、先日エクリプス賞最優秀古牡馬にも選ばれたフォーエバーヤングのほか、ルクソールカフェ、サンライズジパングの3頭が出走予定だ。
そこで今回は、日本馬たちに立ちはだかるサウジカップ参戦有力馬を解説する。

ナイソス(Nysos)

牡5歳 B.バファート厩舎
主な勝ち鞍:2025年BCマイル

 目下フォーエバーヤングの最大のライバルとなりそうなのがアメリカのナイソスだ。

 名門ボブ・バファート厩舎所属の同馬は昨年、BCマイルを制覇。マイラーという印象を持たれがちだが、1700mのG2を2勝しているほか、昨年は(コンディション不良で出走取消となったものの)2000mのG1パシフィッククラシックにも挑戦しており、陣営は距離延長には積極的。

 これまでは路線が異なっただけで、キャリアは8戦7勝とフォーエバーヤングとは十分勝ち負けできる実績を持っており、昨年のロマンティックウォリアー以上の難敵となるかもしれない。

ネバダビーチ(Nevada Beach)

牡4歳 B.バファート厩舎
主な勝ち鞍:2025年グッドウッドS(G1)

 名門バファート厩舎が送り出すもう一頭の刺客がネバダビーチ。

 昨年のBCクラシックこそ4歳馬たちに歯が立たず7着に敗れたものの、三週間後のG3ネイティブダイバーSでは立て直し1着。そのまま、年末にはG2ラフィットピンカイジュニアSに出走し、上述のナイソスにアタマ差まで迫るなど成長を見せた。

 フォーエバーヤングとはわずか4か月での再戦となるが、決して侮れない相手だろう。

ムハリー(Mhally)

牡4歳 A.アルシダラニ厩舎
主な勝ち鞍:2026年二世モスクの守護者杯(G3)

 2022年にエンブレムロードが制覇して以来、日本の馬券購入者にも「穴枠」として注目される地元サウジ馬。今回の地元サウジ勢の総大将はこの馬だろう。

 昨年はG3サウジダービーに出走し、坂井瑠星騎乗・矢作厩舎のミストレスに先着する3着と好走。

 その後は条件戦を挟んで、年明けにはサウジCの前哨戦であるG3二聖モスクの守護者杯に出走。サウジCと全く同じコース条件で行われるということで、例年タイムが注目される同レースのタイムは1:54.2。

 昨年のサウジCと比較すると5秒近く遅く、例年の二聖モスクの守護者杯が1分52秒台であることも考えると勝ち負けは少し厳しいか。

【了】
【著者プロフィール:有村限】
2001年生まれ。オルフェーヴルをきっかけに国内外の競馬を見始める。
2022年よりフリーライターとして活動し、日本のみならず、世界中の生産牧場・競馬場に実際に赴いた経験から、海外競馬や血統に関するコラムを執筆している。

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