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つまずいたのは誰だ?2026年中央競馬・開始1か月検証【生産者】早くもノーザンFが独走状態の一方で…

text by 中川大河
2024年弥生賞を制した時のコスモキュランダ
ビッグレッドファーム生産のコスモキュランダ

2026年は、1月4日の東西金杯からスタートし、早くも1か月が経過した。各地で開催が進む中、リーディング争いにも少しずつ輪郭が見え始めた。一方で、シーズン序盤で流れをつかみ切れていない騎手や調教師も存在する。そこで今回は、2026年の立ち上がりで苦戦を強いられている人物や馬に注目。今後の巻き返しについて考察する。今回は生産者。
※2月1日までのデータをもとに構成している。

③【生産者】

 ノーザンファームの一人勝ち状態が続く現在の国内の生産界。今年の獲得賞金額も2位の社台ファームに3倍以上の差をつけており、2011年から続くリーディングに早くも“当確ランプ”がともっているといっていいだろう。

 特に今年は重賞11レースのうち7レースを制しており、年間70勝も視野に入る。

 そんなノーザンファームの後塵を拝してきた社台ファームは、今年もリーディング2位につけているが、順調な滑り出しを見せたとは言い難い。

 2月1日時点の勝ち鞍は20。ざっくり年間240勝ペースとなるが、これは昨年の290勝と比べるとやや見劣る数字だ。

 特に重賞レースは【0-0-1-12】とサッパリ。勝率も昨年の8.6%から今年は5.9%まで落ち込んでいる。さすがに2位の座は明け渡すことはないが、このままでは首位ノーザンファームにトリプルスコアをつけられてもおかしくないだろう。

 そんな社台ファーム以上に不振にあえいでいるのが、名門ビッグレッドファームだ。今年の成績はなんと68戦0勝。2着4回、3着は1回だけと馬券に絡んだのも5回だけとなっている。

 獲得賞金額は4500万円余りで、リーディング23位に低迷している。2007年から19年連続でトップ10入りを果たしており、今年も最終的に10位以内に入ってくるとみられるが、まずは今年の初勝利を挙げておきたいところだろう。

【了】
【著者プロフィール:中川大河】
競馬歴30年以上の競馬ライター。競馬ブーム真っただ中の1990年代前半に競馬に出会う。ダビスタの影響で血統好きだが、最近は追い切りとパドックを重視。「日刊SPA!」「SPAIA競馬」などで記事を執筆中。

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