【競馬チャンネルライター大集合】2026年のダービー馬になるのは…?ライター陣が推しの一頭を指名

今年もまた、競馬ファンを悩ませる問いがある。
「2026年のダービーは、どの馬が勝つのか?」
そこで今回は、競馬チャンネルに関わるライター陣が、それぞれの思い描くストーリーを胸に、ダービー馬候補を指名した。当たるか外れるかではない。大事なのは、そのストーリーだ。それでは、ライターたちの予想を紹介していく。[1/6ページ]
①鈴木ユウヤの予想
◆新馬戦で衝撃のラップ
「次世代スター発掘」の連載でおよそ半年間、現3歳世代のレースラップや映像を見続けてきたが、結局「GⅠ確定レベル」の★7は一度も出さなかった。
数字上はそれに値する存在もいないではなかったが、昨年は夏の新潟、夏の中京、9月中山、10~11月東京あたりが軒並み高速馬場で、どこまで鵜呑みにしていいか悩ましかった……という事情もある。
牡馬の芝馬で★6評価にしたのはアーレムアレス、アンドゥーリル、ラヴェニューの3頭。ただ、アーレムアレスは新馬勝ち後がもうひとつ伸び悩んでおり、そもそも血統的にダービー向きとは思っていない。アンドゥーリルは2000mのホープフルSでも距離が長かった。日本ダービーには出走しないだろう。
となると現状の最有力候補はラヴェニューだ。昨年11月8日、東京芝1800mの新馬戦で5馬身差のデビュー勝ち。勝ち時計1:46.7、後半5F57.2秒という数字はクロワデュノール新馬のそれ(1:46.7、57.3秒)とほぼ同じ。この「後半5F57.2秒」は当コースの2歳戦史上最速だった。
東京芝1800mの2歳戦で「勝ち時計1:46.9以下」かつ「後半5F57秒台」を満たしたのはイクイノックス、コントレイル、クロワデュノールに次ぐ4例目(その後、東スポ杯でパントルナイーフも記録)。
しかもラストは11.3-11.2の加速ラップだった。残り1000mから11秒台中盤が刻まれるラップを追いかけ、ラストでもう一段加速できるのだから素晴らしいの一言だ。
ロードカナロア産駒ではあるが、折り合いには心配がなさそうなタイプで、友道康夫厩舎なら2400mはもたせてくるだろう。次走は強豪ひしめく共同通信杯。ここを勝つようなら世代の頂点が射程に入ってくる。
ラヴェニュー
生年月日:2023年3月18日
父:ロードカナロア
母:コンテスティッド
母の父:Ghostzapper
調教師:友道康夫 (栗東)
馬主:平田修
生産者:社台ファーム
【了】
【著者プロフィール:鈴木ユウヤ(@ysuzuki_keiba)】
東京大学卒業後、編集者を経てライターとして独立。中央競馬と南関東競馬をとことん楽しむために日夜研究し、Xなどで発信している。「ワイド1点買い」の使い手。2025年の中央GⅠ回収率204%を達成。


