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2025年騎手リーディング上昇率ランキング【第5位】異例すぎる数字とは…勝利数を最も伸ばしたのは誰?

text by 小早川涼風
2025年小倉大賞典をロングランで制した丹内祐次騎手
2025年小倉大賞典をロングランで制した丹内祐次騎手

競馬の主役は「馬」であるが、その背に跨る「騎手」も、レースを語るうえで欠かせない存在だ。騎手成績はリーディング順位に表れ、ランクの上がり下がりが一目でわかる。
本記事では、2024年に騎手リーディング30位以内、かつ2025年に500回以上騎乗した騎手の中から、勝利数の上昇率が高かった上位5名を紹介する。今回は第5位。

第5位:丹内祐次

■上昇率136%【70勝 → 95勝】

 2025年の中央競馬で丹内騎手が騎乗した回数は1007回。JRAで1000回騎乗を達成したのは、史上5人目の大記録である。

 参考までに、地方競馬に所属するジョッキーが2025年に騎乗した数の一部を取り上げると、各場を渡り歩いているさすらいの重賞ハンターの吉原寛人騎手が644回、兵庫に移籍した後も活躍を続けている小牧太騎手が732回となっている。。

 もちろん、大井所属の笹川翼騎手のように1300回を超えているジョッキーもいるが、地方競馬より開催日数が限られる中央競馬で、1000回超の騎乗を果たすことが、いかに異例であるかが分かるだろう。

 そして、その騎乗数に比例するかのように成績も上昇した。1着の数は前年より25増えた95とキャリアハイの大躍進を遂げ、あと5勝で年間100勝目前まで来ていた。

 重賞では小倉牝馬ステークス(フェアエールング)、小倉大賞典(ロングラン)、日経賞(マイネルエンペラー)と3勝を挙げ、G1でも秋華賞でパラディレーヌに騎乗し3着と好走している。

 そんな丹内騎手だが、2025年は第3場での信頼感が高かった。特に春の小倉開催で記録した17勝という勝利数は図抜けており、夏の間は参戦がゼロだったにもかかわらず年間の小倉リーディングを獲得。さらに福島、新潟の2場でも開催リーディングを獲得しており、ローカル開催における存在感を強く示した。

 2026年も1月18日終了時点で6勝を挙げており、出だしは上々だ。自身にとっても悲願であるG1制覇、そして年間100勝の達成に向けて、今後もますます目が離せない騎手となりそうだ。

【了】
【著者プロフィール:小早川涼風】
祖父、父の影響で幼い頃から競馬に触れ、社会人後ライターに。地方、中央を問わない競馬漬けの日々を送る。初めて好きになった馬はサイレンススズカ。思い出の馬はファストフォース。

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