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2025年リーディングサイアー急上昇ランキング【第4位】まさかの父子でランクイン!まだまだ現役の“お兄ちゃん”

text by 小早川涼風
2004年スプリングSを制した時のブラックタイド
2004年スプリングSを制した時のブラックタイド

「ポスト・ディープインパクト」時代を迎えた種牡馬界は、群雄割拠の様相を呈している。2025年も種牡馬リーディングにおいては順位の変動が目立つ一年となった。
そこで今回は、2024年にリーディングサイアー上位50位以内だった種牡馬の中から、2025年に大きく順位を伸ばした種牡馬をランキング形式で10頭紹介する。今回は第4位。

第4位 ブラックタイド

リーディングサイアー:48位 → 35位 (+13)

 現役時代はスプリングステークスなどを勝利した、ディープインパクトの全兄ブラックタイド。

 弟と全く同じ血を持つ馬として種牡馬入りしたが、3世代目の息子であるキタサンブラックが大ホームラン級の活躍を見せて人気が急上昇した。以降もコンスタントに活躍馬を送り出している。

 そしてキタサンブラックの活躍から10年近い時が流れた2025年、彼と母父が同じ牝馬カムニャックがオークスを勝利。

 牡馬クラシックでも、春の二冠は間に合わなかったものの最後の一冠である菊花賞にアマキヒを送り込むなど、改めてブラックタイド産駒の強さを再認識する年となった。

 これにより、2024年は落ち込んでいたリーディング順位が10位以上アップ。再びV字回復を見せており、注目は高まりそうだ。

 産駒の特徴として、一瞬の切れがある瞬発力よりパワーに優れたタイプが多い印象を受ける。

 また、芝でG1馬を輩出したとはいえ、近年の主戦場はどちらかというとダート。

 重賞で好走したブラックアーメットは引退したが、高知に移籍したエブリワンブラックや金沢で気を吐いているプレシオーソなど、第二の新天地で引き続き実力を見せている馬も数多い。

 全体の勝率でもダートが芝を上回っているように、やはり現代のブラックタイド産駒で着目すべきは砂でこそ、といったところだろうか。

【了】

【著者プロフィール:小早川涼風】
祖父、父の影響で幼い頃から競馬に触れ、社会人後ライターに。地方、中央を問わない競馬漬けの日々を送る。初めて好きになった馬はサイレンススズカ。思い出の馬はファストフォース。

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