【歴代G1勝利数ランキング・調教師編】圧倒的1位は34勝!G1勝利を量産した名伯楽トップ10

現在の中央競馬において、年間24レースしか行われない最高峰の舞台・G1。そこで勝ち切ることはすべてのホースマンにとって究極の目標だ。
本記事では、1984年のグレード制導入以降、JRA・G1を勝ち続けてきた歴代調教師たちを、引退・現役を問わず勝利数順にランキング形式で振り返る。[1/10ページ]
第10位タイ:石坂正,音無秀孝,木村哲也,松田国英,安田隆行,矢作芳人,(14勝)
2022年に定年した松田国英調教師や石坂正師、現役で大活躍中の矢作芳人師や木村哲也師ら6人がG1通算14勝で10位タイとなった。
NHKマイルCとジャパンCダートを勝利したクロフネや日本ダービーを奪取したタニノギムレット、日本ダービーなどG1を2勝したキングカメハメハなどを輩出した松田国師。間隔の詰まった独特なレース選択で本番に向かう“マツクニローテ”を生んだ。G1・4勝の名牝ダイワスカーレットも印象深い。
石坂正師は、JRA・G1を2勝したダート王者ヴァーミリアンや牝馬3冠などJRA・G1で6勝を挙げた女傑ジェンティルドンナなどを育て上げた。
2024年に引退した安田隆行師は、同時期に歴代屈指のスプリント王に君臨し、JRA・G1を4勝したロードカナロア、スプリントG1を2勝したカレンチャンのほか、東京開催だった南部杯を含めJRAダートG1・4勝を飾ったトランセンドなどを管理した。
2025年に引退した音無秀孝師は、競走生活の佳境を迎えた8歳時に天皇賞(秋)とマイルCSを連勝で締めたカンパニーや、それぞれマイルG1を2勝したミッキーアイルとインディチャンプらをターフに送り込んだ。
2025年のJRA年度代表馬に選出されたフォーエバーヤングらを管理する矢作芳人師は、これまでの概念を打ち破り、夢と思われたBCクラシックなど海外の大レースで次々と優勝を遂げた。JRAでは2010年の朝日杯FSを制したグランプリボスにはじまり、G1・3勝のリスグラシューや無敗の三冠馬でG1を5勝したコントレイルなど世界に通用する名馬で、競馬界をけん引している。
トレーナーとして16年目、53歳という若さながら錚々たる顔ぶれに交じっている木村哲也師も勢いを増すばかりのリーダー候補だ。
JRA・G1を5勝した「世界最強馬」イクイノックスや、牝馬ながら2歳時にホープフルSを制し、3歳春には牡馬クラシック戦線に堂々挑んだG1・3勝馬のレガレイラなど、若武者の厩舎は名馬の宝庫となっている。


