一体、なにの影響?2025年JRA・G1売上増減率【ワースト3位】ドバイWCの影響か?売上は微増…

2025年にJRAで行われた平地G1は全24レース。その多くが前年を上回る馬券売り上げを記録し、22レースがプラス成長となった。一方で、売り上げが前年を下回ったレースもわずかながら存在する。今回は全24レースの中から、馬券売り上げが伸び悩んだG1レース5つを、ランキング形式で振り返っていきたい。今回はワースト3位。
ワースト3位 桜花賞
+0.2%(179億9912万1200円→180億4001万9000円)
2025年4月13日に開催された桜花賞は前年から微増したものの、ワースト3位に入った。
1週前に行われた大阪杯は前年比+7.7%アップと堅調に売上額を伸ばし、桜花賞も同様の伸び率が期待されたが、約4000万円の増加にとどまった。
その一因として考えられるのが、当日の天気だ。舞台の阪神競馬場は、当日朝に雨が降り始め、1R開始前にいったん降りやんだものの、昼前から小雨発表に変わるあいにくの空模様だった。
良馬場でスタートした芝も昼過ぎに稍重となり、天候も小雨から雨に変化。最終的に桜花賞は雨、稍重のコンディションで開催されたが、馬場読みは難解を極めた。これがファンの購入心理に影響を与えなかったといえばウソになるだろう。
そして結果はJ.モレイラ騎手が騎乗した3番人気のエンブロイダリーが、2番人気アルマヴェローチェとの激しい競り合いを制して戴冠。モレイラ騎手の華麗な手綱さばきも光った。
また桜花賞と同じ週にドバイワールドカップデーが行われた影響もあったかもしれない。
前年までは大阪杯と同じ週の3月下旬に開催されていたが、2025年は久々の4月開催。多くの日本馬も参戦しており、土曜深夜にテレビ観戦していたファンも多かっただろう。
ドバイワールドCをはじめ4レースの馬券が日本でも購入可能で、例年なら桜花賞に費やすはずの“予算”が目減りしたファンもいたのではないだろうか。
【了】
【著者プロフィール:中川大河】
競馬歴30年以上の競馬ライター。競馬ブーム真っただ中の1990年代前半に競馬に出会う。ダビスタの影響で血統好きだが、最近は追い切りとパドックを重視。「日刊SPA!」「SPAIA競馬」などで記事を執筆中。
【関連記事】
・一体、なにの影響?2025年JRA・G1売上増減率【ワースト1位~5位 全紹介】
・一体、なにの影響?2025年JRA・G1売上増減率【ワースト1位】
・一体、なにの影響?2025年JRA・G1売上増減率【ワースト2位】


