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【ステイヤーズS 調教診断】A評価は4頭の混戦!注目が集まるホーエリートやチャックネイトの状態は?

text by 中西友馬

12月6日(土)中山競馬場で、G2・ステイヤーズステークスが開催される。このレースは、国内平地重賞の中で、最長の距離となる一戦である。この記事では、出走予定馬それぞれの調教内容を詳しくチェックし、状態を5段階で評価。レース本番に向けた仕上がりや注目ポイントを、わかりやすく解説していく。[1/5ページ]

2024年AJCCを制した時のチャックネイト
2024年AJCCを制した時のチャックネイト(写真左)

■全頭調教診断①

※以下、馬名は五十音順に記載

ヴェルテンベルク【評価:B】

 先週のCWは特に目立つ動きではなかったが、直前の坂路は脚力の違いを見せつける走り。ひと息入るも好仕上がり。

ヴェルミセル【評価:B】

 前走がG1仕上げだったこともあり、そこから中2週で上積みを求めるのは酷。輸送があることもあり、これで十分。

クロミナンス【評価:A】

 久々だった前走時と違い、直前はコースで強く追うことができた。ドゥレッツァをアオった先週も好内容。

シルブロン【評価:C】

 先週・今週と追ってからの反応が悪く、伸びひと息。昨年激走のレースで注意も、ズブさが目立つ動き。

チャックネイト【評価:B】

 直前は4F追いでサッと流した程度だが、木・日とサトノレーヴとの併せ馬。アオられてはいたが、負荷はしっかり。

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