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ジャパンカップの予想に使える!東京・芝2400m最強騎手ランキング(第5位)ダービー4着のコンビ!ハマれば久々の美酒も…?

text by 中川大河

30日に東京競馬場で開催される第45回ジャパンカップ。今年は世界ランク1位のフランス馬、カランダガンの参戦も注目されている。日本の高速馬場に対応できれば、あっさりのシーンもありそうだがどうか。

舞台となるのは東京の芝2400m。このコースはスタミナだけでなく、スピードの持続力や瞬発力も求められる。ジャパンカップだけでなく、日本ダービーとオークスも行われる、いわばJRAの“チャンピオン”を決めるコースと言ってもいいだろう。

では、そんな総合力を求められる舞台で、結果を残している騎手は誰か。今回はジャパンカップに騎乗予定の騎手を対象に、東京芝2400mでの通算勝率をもとにランキング化しし、上位5人を紹介していこう。今回は第5位。

第5位 岩田康誠(勝率12.1%)

騎乗予定:ホウオウビスケッツ

岩田康誠騎手
岩田康誠騎手

 勝率12.1%(107戦13勝)で第5位に入ったのは、51歳を迎えたベテランの岩田康誠騎手だ。

 これまでこのコースで13勝しているが、実に5勝がG1でのもので、そのうち3勝がジャパンカップだ(2007年アドマイヤムーン、2011年ブエナビスタ、2012年ジェンティルドンナ)。

 ただし、2013年以降はジャパンCで6連敗中。最高着順も2019年ユーキャンスマイルの5着と振るわないが、ほとんどが人気薄の伏兵に騎乗してのもの。

 今年は2020年以来、5年ぶりの騎乗予定とあって気合も入っているだろう。

 相棒を務めるのは、先行力が武器のホウオウビスケッツ。同コンビで複勝率70%と好相性を誇るが、前走の天皇賞・秋では13着に大敗。

 超スローペースを2番手で追走したが、最後の直線でキレ負けしてしまった。それでも勝ち馬のマスカレードボールと0秒6差なら着順ほど負けていない。

 同じ舞台のダービーは、0秒2差の6着に善戦しており、持続力が求められる展開になれば400mの距離延長を味方につける可能性もあるだろう。

 なお、本コースにおける岩田康騎手の激走パターンは偶数ゲートに入ること。

 奇数ゲート時の【4-5-1-42】(勝率7.7%)に対して、偶数ゲート時は【9-1-5-40】(同16.4%)と勝率は2倍以上。ラッキーナンバーを引き当てれば、13年ぶりのジャパンカップ制覇も見えてくる。

【了】
(文●中川大河)

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