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【エリザベス女王杯 調教診断②】昨年4着に入ったシンリョクカなど4頭の調教評価

text by 中西友馬

11月16日(日)、京都競馬場でG1・エリザベス女王杯が開催される。このレースは、秋の女王を決める大注目の一戦である。この記事では、出走予定馬それぞれの調教内容を詳しくチェックし、状態を5段階で評価。レース本番に向けた仕上がりや注目ポイントを、わかりやすく解説していく。今回は2つ目。

■全頭調教診断②

2024年新潟記念を制したシンリョクカ
2024年新潟記念を制したシンリョクカ

ケリフレッドアスク【評価:C】

 岩田康騎手が乗って仕掛けたにも関わらず、反応が鈍い。気配落ちはないが、この中に入ると見劣る攻め内容。

ココナッツブラウン【評価:B】

 直前はわずかに遅れたが、追走だったこともあり、オーバーワークを避けてのもの。先週しっかりやって仕上がる。

サフィラ【評価:C】

 動き自体はもちろん悪くはないが、他馬と比較したときに強調材料には乏しい。前走同様といった印象で上積みは疑問。

シンリョクカ【評価:B】

 追い日だけでなく日曜にも坂路で併せ馬を行い、意欲的な攻め内容。少し間隔あいたが、仕上がりは良さそう。

【了】

(文●中西友馬)

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