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【エリザベス女王杯 調教診断①】アイルランドトロフィーで好走したカナテープの調教評価は?

text by 中西友馬

11月16日(日)、京都競馬場でG1・エリザベス女王杯が開催される。このレースは、秋の女王を決める大注目の一戦である。この記事では、出走予定馬それぞれの調教内容を詳しくチェックし、状態を5段階で評価。レース本番に向けた仕上がりや注目ポイントを、わかりやすく解説していく。今回は1つ目。

2025年関屋記念を制した時のカナテープ
2025年関屋記念を制した時のカナテープ

■全頭調教診断①

※以下、馬名は五十音順に記載

ヴェルミセル【評価:B】

 先週のコース追いでビッシリ追って、直前の坂路は余裕十分に鋭い伸び。前走時よりも素軽さ増して気配上向き。

エリカエクスプレス【評価:A】

 大きく変わった感じはないが、前走時もA評価をつけるほど素晴らしい動きを見せていた馬。状態は高値で安定している。

オーロラエックス【評価:B】

 中2週ということもあり、前走時の状態をキープする調整には映る。連勝の勢いそのままに、推進力十分の走り。

カナテープ【評価:B】

 急上昇という感じではないが、しっかりと負荷はかけられている。ただ夏場と比較すると、若干迫力不足にも感じる。

【了】

(文●中西友馬)

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