HOME » コラム » 重賞データ » GII セントウルステークスの傾向【過去の結果 – 1987年以降 | 重賞データ 】

GII セントウルステークスの傾向【過去の結果 – 1987年以降 | 重賞データ 】

1987年に3歳以上・別定のGⅢ重賞として創設されたセントウルステークス。創設当初は1400mで行われていたが、2000年の短距離路線の整備により1200mに短縮し、スプリンターズSの重要な前哨戦に位置付けられた。2006年にGⅡに格上げされた。優勝馬にはスプリンターズSの優先出走権が与えられる。

第19回オーシャンSを制した時のトウシンマカオ
第19回オーシャンSを制した時のトウシンマカオ

■過去10年間のデータ

◯1番人気の成績

勝率:70%
連対率:80%
複勝率:80%

◯三連単の配当傾向

平均値:213,340円
中央値:37,310円

◯牡馬・牝馬別成績

牡・セン馬:1着7回/2着6回/3着6回(計22回)
牝馬:1着3回/2着4回/3着4回(計11回)

◯馬齢別成績

3歳馬:1着1回/2着3回/3着1回(計5回)
4歳馬:1着5回/2着1回/3着1回(計7回)
5歳馬:1着4回/2着3回/3着3回(計10回)
6歳馬:1着0回/2着2回/3着4回(計6回)
7歳以上:1着0回/2着1回/3着1回(計2回)

■傾向分析

過去10年のデータでは、1番人気の勝率は70%、複勝率は80%と信頼度は高い。また、1,2番人気の馬が、両方とも連対を外すことは過去10年では発生していない。

三連単は平均が213,340円、中央値は37,310円と大荒れする時と固く収まるときの差が激しい傾向にある。2023年には978,840円の高額配当が出ている。この年の2,3着に入った馬は、単勝オッズが10倍以下だったが、1着のテイエムスパーダが14番人気112.6倍という大穴だった。

牝馬の出走頭数を考慮すると、牝馬の好走率は高いと言える。

馬齢別成績では、5歳馬が最も好走率が高く、それに続くのが4歳馬である。ただし、4歳馬の優勝は5回と最も多くなっている。また、6歳以降の3着内率は合計で8回となっており、苦戦傾向である。

1 2