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【七夕賞】競馬チャンネルライター大集合!(1)中西友馬の予想

text by 中西友馬

今週末は、夏の福島競馬場の風物詩「七夕賞」が開催されます。本記事では、競馬チャンネルのライター陣がそれぞれの視点で印を打ち、渾身の見解を披露します。果たして、彼らが「◎」を託したのはどの馬なのか……。本命党から穴党まで、個性あふれる予想が満載です。どうぞ最後までご覧ください。今回は中西友馬の予想です。

2023年グレイトフルSを制したニシノレヴナント
2023年グレイトフルSを制したニシノレヴナント

中西友馬の予想

◎ニシノレヴナント
◯ドゥラドーレス
▲セブンマジシャン
△コスモフリーゲン
△シルトホルン
△マテンロウオリオン

毎年、どの馬が7枠に入るのかを楽しみにしながら枠順確定を待つ、七夕賞。

同じ福島の芝コースで行われるラジオNIKKEI賞のタイムを物差しとすると、今年のエキサイトバイトの勝ち時計は1分46秒9。昨年オフトレイルがマークした1分45秒3と比較すると1秒6遅く、一昨年のエルトンバローズの勝ち時計1分46秒9と全く同じタイムであった。

七夕賞に話を戻すと、馬場の速かった昨年はレッドラディエンスが1分57秒9で制しているが、一昨年のセイウンハーデスは1分59秒8。さらに、これらは全て良馬場での話であり、今週の福島は週中に線状降水帯による豪雨。いずれにしても1分57〜58秒台の決着は望めず、パワーやスタミナを要求されるタフなレースを想定して、予想に取り掛かる。

前置きが長くなったが、本命はニシノレヴナント。前走の目黒記念の失速で分かるように、出していくと末がなくなるタイプ。今回は距離短縮となる上に、過去2戦の騎乗では脚を溜めに溜めた田辺騎手との再コンビ。先行することはほぼないと言っていいだろう。

前走から据え置きの55キロで出走できることも有利で、条件戦とはいえ、不良馬場の稲城特別を勝っているように馬場が渋っても問題ない。

シリウスコルトやシルトホルン、コスモフリーゲンなど、有力どころに先行馬が多いのもニシノレヴナントにとっては好都合で、末脚爆発のシーンを期待する。

(文●中西友馬)

【了】

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