競馬チャンネルライター大集合!【函館記念】(1)中西友馬の予想
今週末、函館競馬場で最も歴史が長い重賞「函館記念」が開催されます。本記事では、競馬チャンネルのライター陣がそれぞれの視点で印を打ち、渾身の見解を披露します。果たして、彼らが「◎」を託したのはどの馬なのか――。本命党から穴党まで、個性あふれる予想が満載です。どうぞ最後までご覧ください。今回は中西友馬の予想。
中西友馬の予想
◎マイネルモーント
◯グランディア
▲アウスヴァール
△アルナシーム
△マコトヴェリーキー
△トップナイフ
函館記念のステップレースといえば巴賞。さらに言うと、昨年のホウオウビスケッツこそ巴賞からの連勝を飾ったが、巴賞→函館記念の連勝は19年ぶり。函館記念はハンデ重賞であることもあり、巴賞で敗れてハンデチャンスとなっている馬を狙うのがセオリーであった。
しかし今年の出馬表を見ると、前走が巴賞の馬は皆無。それもそのはず、巴賞と函館記念の日程が逆になったことで、巴賞のステップレースが函館記念という形となった。
この変更によって、もうひとつのポイントとなりそうなのは、馬場状態。函館5週目→3週目へと変更になったことで馬場状態の悪化は少なくなった。先週までのレコード連発馬場と土日晴れの天気予報を考慮して、よりスピード優先の予想を立てていきたい。
それらを踏まえて◎マイネルモーント。この父の産駒らしくなく、東京コース【2.2.1.1】と好相性。そして重・不良馬場では2戦ともに着外と、スピードが勝ったタイプ。函館コースは初めてとなるが、中山コース【2.3.0.0】と、小回りを苦にするタイプでもない。
今年に入ってから中山金杯、白富士Sと2着が続いたが、勝ち切れなかったことで56キロでの出走が叶ったことも事実。ローカルマスターから、今や全国区となった丹内騎手を鞍上に迎え、重賞初制覇の大チャンス。
相手筆頭は、昨年の函館記念で2分を切って2.3着となった◯グランディアと▲アウスヴァール。59キロは楽ではないが、中山金杯で◎に完勝の△アルナシーム、充実期に入った印象の△マコトヴェリーキー、北海道では押さえておきたい昆厩舎のもう1頭、△トップナイフまで印を回す。
(文●中西友馬)
【了】
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