6月25日（水）、浦和競馬場で行われた第29回さきたま杯（JpnⅠ・ダート1400m）は、1番人気シャマル（牡7、栗東・松下武士厩舎）がレコード勝ちを果たした。スタート直後からスムーズに先頭に立ち、道中では並びかけられる場面も見られたが、直線に入ると後続を突き放し最後は5馬身差の圧勝。先月のかしわ記念に続くJpnI連勝を飾った。雨の影響で不良馬場となった中、勝ちタイムは1分23秒2を記録した。

2着には船橋のムエックス（牡7、船橋・張田京厩舎）、3着にはエンペラーワケア（牡5、栗東・杉山晴紀厩舎）が入線した。一方、今年のフェブラリーSを制したコスタノヴァはスタートで大きく出遅れ、終始後方となり11着に敗れた。

■レース結果（上位3頭）
1着　シャマル　川須栄彦騎手　1人気
2着　ムエックス　張田昂騎手　7人気
3着　エンペラーワケア　川田将雅騎手　3人気

■騎手・関係者コメント
川須栄彦騎手（シャマル）コメント：
「個人的には絶対負けられない戦いだと思っていました。シャマルのことを信じてましたし、たくさんの支持をいただいていたのも感じていたので、1着でゴール板を駆け抜けた時は最高でした。後続馬の足音も聞こえなかったですし、ゴールの瞬間は感情が爆発しました！」

松下武士調教師（シャマル）コメント：
「（さきたま杯）4度目の挑戦だったのですごく嬉しいです。馬場が悪くなるのはいいと思っていました。強いシャマルを見せることができて良かったです」

【了】

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