オカルトデータ研究室オークス「父名+母名=13文字(3年連続)」など…導き出された唯一の馬とは?
先週のヴィクトリアマイルは、単勝1番人気のアスコリピチェーノがゴール前で差し切って勝利。人気に応えてG1・2勝目を挙げた。
先週、NHKマイルCと違ってヴィクトリアマイルには外枠との相関性がないと書いたが、それをあざ笑うかのようなピンク帽同士のワンツー決着となった。
上位陣の通過順だけなら2週連続のズブズブ決着かと見ることもできるが、ヴーレヴーについていったNHKマイルCと違って、ヴィクトリアマイルのアリスヴェリテは単騎逃げ。2番手のアドマイヤマツリは5馬身強後ろで4Fを通過しており、2番手以降はむしろスローの瞬発力勝負となった。
実際、NHKマイルCの上がり最速はマジックサンズの33秒7に対して、ヴィクトリアマイルの上がり最速はシランケドの33秒2。大外を回ってかなり長い距離を走ったアスコリピチェーノも33秒3という切れ味勝負。そのため、前に行った組にもチャンスがなかったわけではないが、33秒台の上がりを使えた3頭が上位に来る形となった。
勝ったアスコリピチェーノは、皮膚病により安田記念を回避すると報道されていたので、ゆっくり休んで秋にまた強い姿を見せてほしい。
ということで今週もG1は続き、オークスが行われる。エンブロイダリーの2冠達成か、2歳女王アルマヴェローチェの反撃か、はたまたオークス向きと見られているリンクスティップがまとめて撃破か。いずれにしても、桜花賞上位組に人気が集中しそう。
ただ、1600mで行われる桜花賞に対して、オークスは2400m。「一気に800mも距離延長したら予想できないよ…」という方のために、今週もオカルトデータを調べてみたので、ぜひ参考にしてほしい。それでは早速、オークスのオカルトデータを紹介する。
①関西所属騎手が勝利(13年連続)
1つ目のオカルトデータは、騎手に関するもの。オークスは関西所属騎手が強く、13年連続で勝利を収めている。
「なんだ、関西馬が強いってことじゃん」と思いがちだが、その13年間における関東馬と関西馬の成績は、関東馬6勝に対して関西馬7勝と、ほぼほぼ互角。関西馬の7勝はもちろん、関東馬の6勝も全て、関西所属騎手の勝利ということになる。
今年の出走馬で、関西所属騎手が騎乗予定なのは8頭。フローラS勝ち馬のカムニャックや、桜花賞1番人気のエリカエクスプレスなどが、ここで脱落となった。