オカルトデータ研究室…天皇賞(春)編「勝負服に黄色を含む(6年連続)」導き出された推奨馬は…?

先週の中央競馬はG1がなく、春のG1シリーズの中休み。ただ、今後のG1戦線に向けて重要なG2が3鞍行われ、ダービートライアルの青葉賞では、単勝1番人気のエネルジコが後方2番手からの差し切り勝ち。デビューから無傷の3戦3勝で、ダービーに向かうこととなった。
青葉賞組はダービーで勝利がないというジンクス的なものは広く知れ渡っているが、今年から青葉賞は1週前倒しとなり、皐月賞の翌週開催。ダービーまでの間隔が1週延びたことで、いきなりこの長く続いたジンクスが破られる場面が見られるかもしれない。
ということで、今週は再びG1ウィークが始まり、春の盾を争う伝統のG1である天皇賞(春)が行われる。毎年注目を集めるのは、同じマラソンレースである菊花賞を制した馬であるが、今年は昨年の菊花賞を制したアーバンシックが出走を回避。菊花賞馬不在のレースとなり、狙いどころが難しくなった印象。そんな時こそ、オカルトデータの出番!
ということで早速、天皇賞(春)のオカルトデータを紹介する。
①“芝3000m”のレースで勝利経験あり(10年連続)
1つ目のオカルトデータは、もはやオカルトではないが、“芝3000m”のレースで勝利経験のある馬が10年連続で勝利中というもの。
天皇賞(春)が芝3200mで行われるマラソンレースだけに、スタミナが要求される芝3000mでの実績が重要なのは分かるが、肝となりそうなのは「芝3000m“以上”」ではないこと。これによって、ダイヤモンドSやステイヤーズSの勝利経験だけでは条件を満たさないこととなる。
今年の出走馬で、芝3000mでの勝利経験があるのは5頭。ダイヤモンドSを快勝し、短期免許のレーン騎手とのコンビで注目を集めるヘデントールなどが、ここで脱落となった。
②勝負服に黄色を含む(6年連続)
2つ目のオカルトデータは、勝ち馬の勝負服に注目するという初めてのパターン。6年連続で勝負服に黄色を含む馬が勝利を収めており、まさにラッキーカラーとなっている。
1つ目をクリアした5頭の中で、勝負服に黄色を含んでいるのは3頭。前哨戦の阪神大賞典を6馬身差で圧勝したサンライズアースなどが、ここで脱落となった。