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競馬イラストレーターえいたが選ぶ「推しレース」(3)美容室にて競馬観戦?馬券が見事に的中して…

text by 加島亮介

名勝負の記憶、競走馬が紡ぐドラマ――競馬ファンなら誰しも心に残る“推し”があるはず。今回の『私の“推し〇〇”』では、XやInstagramで競馬イラストを発信し、多くのファンに支持されている人気イラストレーター・えいたさん(@eitanokeiba)に『推しのレース』を5つ語っていただきました。今回は3つ目のレース。

「2009年有馬記念」1着ドリームジャーニー(写真)と2着ブエナビスタ(写真左)
「2009年有馬記念」1着ドリームジャーニー(写真)と2着ブエナビスタ(写真左)

③2009年有馬記念 ~美容室にて競馬観戦~

 3つ目のレースは、2009年ドリームジャーニーが勝った有馬記念です。このレースは、美容室で髪を切ってもらいながらという、独特なスタイルで観戦しました(笑)。

 当時はまだ競馬をはじめたばかりで、予想の仕方も手探り状態でした。前走の上がり3ハロンのタイムだけで判断して買う、ぐらいの感じで。それでも有馬記念が大きいレースということは知っていたので、散髪中にドキドキしながら観戦していたのを覚えています。

 春のグランプリ・宝塚記念を勝ったドリームジャーニーを軸に選び、三連複が見事に的中。しかも、3着は人気薄でした。もちろん、散髪の途中。嬉しさをこらえつつ、動かないように小さくガッツポーズしました。髪を切っている時に、あんなに心拍数が上がったのは初めてですし、興奮しているのにあれだけ動かずジッと我慢していたのも、人生でその時だけです(笑)。

 このレースの2着はブエナビスタ、3着はエアシェイディという決着で、3連複の配当は5000円超。「散髪代浮いたな〜」と思いつつ、髪型も気分もサッパリして家に帰りました。

【了】

(文●加島亮介

【プロフィール】えいた


競馬イラストレーターとして、2020年に活動を開始。ユニークな絵のタッチと表現力のセンスから、瞬く間にファンを獲得していった。今後の活躍が注目される競馬イラストレーターの一人である。
Xフォロワー5.2万人、インスタグラム1.6万人(※2025年4月時点)
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