オカルトデータ研究室…桜花賞編「セール出身以外の馬が勝利(4年連続)」導き出された推奨馬は?
text by 中西友馬

先週の競馬は、海の向こうで日本馬が大活躍したドバイWCデーに、ベラジオオペラが史上初の大阪杯連覇達成と、トピックが多め。特に、日本馬の宿敵ともいえるロマンチックウォリアーを、わずかな差で交わしたドバイターフでのソウルラッシュの走りは、胸を打つものがあった。
ただ、ドバイWCでも断然人気のフォーエバーヤングが3着に敗れたように、サウジCの一騎打ちは両者ともに相当なダメージがあったよう。
欲を言えば2頭の再戦が見たい気持ちはあるが、そもそも戦うテリトリーの違う馬。現役のうちに、両馬が再び対戦することはおそらくないだろう。そう考えると、ロマンチックウォリアーがダートに挑戦してくれたことで対戦が実現したサウジCは、本当にすごいレースであった。まずは2頭ともにゆっくり休み、再び万全な状態でのレースを見たいところだ。
さて、オカルトデータの話に移ると、先週の大阪杯で連勝はストップ。ただ、4つ挙げたオカルトデータのうち、3つに該当するベラジオオペラが勝利したことで、来年に使えるデータが残ったとプラスに考えることとした(笑)。ただ、このまま連敗街道まっしぐらというわけにはもちろんいかない。さらに今週は、牝馬3冠1戦目となる桜花賞。いよいよ3歳クラシックも開幕ということで、今週も張り切ってオカルトデータを紹介していく。
①主要4場以外でデビューした馬が勝利(4年連続)
最初のオカルトデータは、勝ち馬のデビューした競馬場に関するもの。ここ4年連続で、主要4場(東京・中山・阪神・京都)以外でデビューした馬が勝利している。
今年の出走馬で、主要4場以外でデビューした馬は11頭。クイーンC勝ち馬のエンブロイダリーや、フェアリーS勝ち馬のエリカエクスプレスなどがここで脱落となった。
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