ブライアンズタイム産駒最強馬は?獲得賞金ランキング【第9位】2歳から9歳まで…息長いタフガイといえば?
アメリカ生まれのブライアンズタイムは、フロリダダービーなどG1を2勝。日本で種牡馬入り後はサンデーサイレンスに阻まれ、リーディングサイアーの座には届かなかったが、日本ダービー馬を3頭、オークス馬を2頭輩出し、1995年から12年連続でトップ3入りした。そんな名種牡馬ブライアンズタイム産駒の獲得賞金トップ10を紹介する。今回は第9位。

9位 トーセンブライト(3億9,158万円)
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性別:牡馬
戦績:54戦11勝 [11-10-7-26]
主な勝ち鞍:2009,10年兵庫ゴールドトロフィー(Jpn3)、09年黒船賞(Jpn3)
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母の父がダート血統種牡馬ジェイドロバリーのトーセンブライトが、第9位に入った。兵庫ゴールドトロフィーを連覇、黒船賞では1着と2着を一度ずつ経験するなどダート1400mのスペシャリストと言わんばかりの活躍で、同距離のレースだけで約1億6000万円の賞金を稼いだ。
デビュー当初からダート1400m戦で実績を重ね、ユニコーンSでの5着を挟み6戦2勝で迎えた交流G3のサラブレッドチャレンジC(ダート2000m)で5馬身差をつけて重賞初制覇。賞金2000万円を上積みする活躍ぶりで3歳時は約4800万円の賞金加算に成功した。
4歳時は条件クラスにまで降級したが、1800m前後のレースで3766万円を獲得するなど、着実に賞金を上積み。そして5、6歳時には合計1億1700万円を稼いだ。
さらに7歳の夏場からは交流重賞にも再参戦し始め、中央と地方あわせて7000万円ほどを加算し、8歳時には交流重賞2勝を挙げ、本賞金7775万円を獲得。
9歳馬となったトーセンブライトは、7戦1勝という成績だったが、兵庫ゴールドTでは有終の美を飾り、3000万円超の賞金額を加えて、現役生活を終えた。2歳から9歳まで息長く活躍し続けたトーセンブライトは、引退後に種牡馬入り。現在も、少数ながら産駒が地方競馬を中心に奮闘を続けている。
【了】
(文●TOM)
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