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サンデーサイレンス産駒獲得賞金ランキング【第8位】クラシック2冠で6億円超!Mデムーロ、歓喜の初戴冠

text by TOM

ケンタッキーダービーやBCクラシックなど大レースを制したアメリカ生まれの名馬サンデーサイレンス。13年連続で日本のリーディングサイアーに輝くなど、種牡馬としての大成功ぶりは言わずもがなであろう。今回は「日本競馬を変えた」大種牡馬・サンデーサイレンスの産駒たちを、獲得賞金順にランキング形式で紹介する。今回は第8位。

NeoUniverse
第70回日本ダービーを制した時のネオユニヴァース

8位 ネオユニヴァース(6億1,337万6,000円)

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性別:牡馬
戦績:13戦7勝 [7-0-3-3]
主な勝ち鞍:03年日本ダービー(G1)、皐月賞(G1)
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 第8位には、ミルコ・デムーロに初めてのGⅠタイトルをプレゼントしたネオユニヴァースがランクインした。

 2歳の11月にデビュー勝ちしたネオユニヴァースは、2戦目となった暮れの中京2歳S(OP)で僅差の3着に敗れて2戦1勝。この年の獲得賞金は、1000万円ほどにとどまった。

 ところが翌年、ネオユニヴァースの快進撃が始まった。条件特別を無難に勝ち上がると、きさらぎ賞、スプリングSと重賞連勝を含む3連勝を飾った。

 単勝1番人気で臨んだ皐月賞では、同じサンデー産駒で、差のない2番人気だったサクラプレジデントとのゴール前での叩き合いをアタマ差で制し、見事人気に応えた。前走から手綱を託されていたミルコ・デムーロは馬上で喜びを爆発させ、2着サクラプレジデントの鞍上だった田中勝春のヘルメットをコツッと叩いたシーンは今でも語り草となっている。ネオユニヴァースは、この時点で3億円近くもの賞金を加算した。

 勢いづくネオユニヴァースは、デムーロ騎手の好調も手伝って、続く日本ダービーをも制し、春のクラシック2冠を達成する。

 約2億円の賞金を手にしたネオユニヴァースは、3歳にして早くも宝塚記念に挑戦した。斤量53キロということもあり、前年秋のG1を2勝したシンボリクリスエスに続く単勝2番人気に推された。これまで3歳馬の最高着順だった3着を更新するか、あるいは史上初の戴冠なるかが注目されたが、結果は4着に敗れた。

 秋は始動戦の神戸新聞杯で3着。9年ぶり史上6頭目の三冠がかかった菊花賞では、単勝1番人気に支持されるも、距離適性の差が出たのか3着に敗れ、94年のナリタブライアン以来となる快挙は夢と散った。続くジャパンカップでも4着に敗れはしたものの、この時点で獲得賞金は5億3000万円に達し、充実の3歳シーズンを終えた。

 4歳となったネオユニヴァースは、初戦の産経大阪杯を僅差で制し、6400万円近くを加算。続く、天皇賞(春)では10着に大敗し、これが現役最後のレースとなった。

【了】

(文●目白明

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