【今週のルメール様 予想 3/15】中山で全7Rに騎乗予定。軸にできそうな騎乗馬は5頭
3月15日に行われるレースにおいて、ルメール様の騎乗予定馬を鉄・軸・紐・消の4段階で評価を行いました(新馬戦を除く)。なお、こちらで用いているデータは単にこじつけのために使っておりますので、あまり信じすぎないようご容赦お願いします。

3月15日(土)
中山1R フクチャンヒメ:軸
前走は2月の東京ダ1400m新馬戦で3着。好位の2番手から運んだが勝ち馬には0.3秒離された。今回は距離短縮の中山ダ1200m戦。陣営が「気持ちが高ぶり過ぎるようなところがある」と評する馬なので、距離短縮はプラスに出そう。前走で見せたスピードを生かし、五分に先行できれば粘り込みが期待できる。
中山4R フォンデネージュ:紐
前走は1月6日の中山ダート1800m牝馬限定戦で3着(3番人気)。好スタートから先行集団につけたが、コーナーでスムーズに加速できず、直線でエンジンがかかるのが遅れてしまい惜敗。小回りコースを苦にした印象で、鞍上のドイル騎手も「中山競馬場でも悪くはないが…東京競馬場のようなもっと広いコースの方が良さそう」とコメント。
今回はルメールさんに手替わりだが、中山コースというのは気にかかり、1番人気ならほかの馬から入りたい。
中山5R ラムコーク:軸
前走は1月の中山芝2000m新馬戦で1番人気に支持されたが、3着止まり。陣営はデビュー前に「怖がりで、併走や狭い所を走ることには慣れが必要」と話しており、1枠1番が仇になった形。内でずっと窮屈な競馬をさせられており、可哀そうな内容だった。
今回は同舞台での未勝利戦。前走以上の走りは期待できると思うが、今回はまたしても1枠番の内枠。そうじゃなければ鉄候補の馬だったんだが、ここは軸評価にとどめたい。
中山6R グロスビーク:紐
前走は昨年11月の東京芝1600m未勝利戦で僅差の2着。中団から34秒0の鋭い上がりで追い込み、勝ち馬にクビ差まで迫った。勝ちタイム1分34秒5は2歳未勝利として優秀で、3着以下には1馬身以上差をつけており内容も濃い。
デビュー戦後に、ルメール騎手が「反応も甘くてすぐに加速できなかった」とコメントいていた通り、エンジンのかかりに時間がかかるのが課題。そういった意味では中山コースはマイナス。序盤で後方に置かれすぎると差し届かない可能性もあるため、1番人気なら他の馬から入りたい。
中山9R フルングニル:軸
前走は11月の京都ダート1800m・栂尾特別(2勝クラス)で5着。鞍上の団野騎手は「道中で力んでいた分」と敗因を語っており、今回は外枠を引いたのはプラスに出そう。
走りを見てる限り、距離延長は歓迎の口で、陣営も「転厩初戦だが順調に調整できた。千八では切れ負けするので二四で前進を」とコメントしている。ルメールさんを迎えたことも含めて、大幅に上昇が見込めそう。
中山10R アルセナール:軸
良血馬ながらここまで勝ち星は新馬戦の1勝のみ。3勝クラスでは苦戦が続いている。前走の若潮ステークス(中山芝1600m)では中団から差を詰めきれず3着まで(勝ち馬タシットから0.6秒差)。ただ「休み明けで、良い競馬が出来ました。瞬発力がないので、同じようなペースで走っていました。1600mは丁度良いです」というコメントを見る限り、ルメールさんは悲観してない模様。
今回は、陣営の「前回は気持ちがかなり先行していたため思うように体を使えていないように映りました。それが今回は背中が動くので溜めも利きやすくなっている印象を受けます。」というコメントを見る限り上積みはありそう。
オメガウインクが大外を引いてもなお人気を吸ってくれそうなので、3番人気くらいで買えるなら、この馬から買ってみたい。
中山11R アルメントフーベル:軸
前走の2歳新馬戦(中山芝1600m)を快勝してここに駒を進めてきた。スタートを決めて2番手につけ、直線では外から力強く伸びて1馬身差の勝利。勝ち時計1分35秒1は良馬場の平凡なタイムながら、終始手応えに余裕のある内容で、マーカンド騎手も「とてもいい子。体はまだこれからできてくるけど…」と将来性を感じさせるコメントを残している。
陣営も「毛づやが悪くピリッとしない中で結果を出してくれた」とデビュー戦を振り返ったうえで、「使ったことで良化した。1週前の動きは満足いくもの。後肢の踏み込みが力強くなっているし、馬体の張りもグンと良くなった。多少馬場が悪くなっても大丈夫と思う」とコメントしており、上積みは大きそう。
前走ルメールさんが騎乗して6着に敗れたジョリーレーヌが人気するような組み合わせなら、信頼して良いのでは?
【了】
(文●中毒じゃない象さん)
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