12月14日（日）中山競馬場で、G3・カペラステークスが開催される。このレースは、ダート短距離路線の有力馬が揃う一戦である。この記事では、出走予定馬それぞれの調教内容を詳しくチェックし、状態を5段階で評価。レース本番に向けた仕上がりや注目ポイントを、わかりやすく解説していく。[1/5ページ]

■全頭調教診断①

※以下、馬名は五十音順に記載

エコロアゼル【評価：A】

　先週が坂路で1秒追走からの先着。直前も含めて綺麗な加速ラップではないが、それは前走時も同じで、好調持続。

エートラックス【評価：B】

　いつもと同じく坂路単走が中心の稽古内容。馬格はあるが機敏に動く印象の馬で、今回も調子自体は悪くなさそう。

ガビーズシスター【評価：S】

　先週・今週とヴィンセンシオを問題にしない動き。コースでも坂路でも質の高い併せ馬を消化し、万全の仕上がり。

カルチャーデイ【評価：C】

　中1週でも稽古の動きは元気いっぱいで、疲れは感じられない。ただ、この間隔で上積みを求めるのは酷か。